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7月28日 下北沢あおぞらマルシェご報告2012.07.28 Saturday
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イヴェントのタイトル通り見事に晴れた真夏の一日。
午前11時からの屋内ステージはこんな選曲で臨みました。
オープニングSE 首相官邸前シュプレヒコール(6/22収録)
1 さようなら世界夫人よ(頭脳警察のカヴァー)
2 恋のホットスポット
3 裸のワルツ
4 手頃な免罪符
5 唄のアジト(with 加藤志乃ぶ)
6 Love is a Mystery(with 加藤志乃ぶ)
頭脳警察のカヴァーは、学生時代以来ですが、ポスト311の光景の中では、
あの諧謔的な歌詞の切れ味には、歌っていて激しく共感できるものがありました。
その諧謔性という点では、「毒がキツすぎるかな?」と思っていた新曲「手頃な免罪符」。
パブリックコメントの件をMCで伝えた後、歌い始めたら
ちょうど世田谷区長が場内に!
歌いつつ俄然テンションが上がってしまいました。
通常ブッキングではあり得ないこうした光景は、パブリックなイヴェントならでは。
主催、運営のスタッフの皆様、わざわざお越しいただいた皆様に感謝です!!
終盤二曲で明るめのフィニッシュを決めるべく、ゲスト参加してくれた志田歩&Teazer の紅一点、加藤志乃ぶの貢献もあって、やりたい放題の冒険をしつつ、エンタテイメントとしての彩りもきちんと出せた手応えを噛み締めています。
午後の野外演奏は即興のセッション。
下北沢の投げ銭ライヴでよくお会いする松谷冬太さんたちと、新しい回路を開くきっかけになりました。
さて,次のライヴは、以前はソウル・フラワー・ユニオンの一員として何度も取材させていただいてきた河村博司さんとのジョイント企画!!
この場ならではのセッションも企んでおりますので、なにとぞお見逃し無く!
8月3日(金)
志田歩 with kubotti
c/w 河村博司(ex.ソウル・フラワー・ユニオン)
@新宿Soul Kitchen
19:00オープン 19:30スタート
チャージ1500円+オーダー(2ドリンク〜)
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拡散希望!! パブリックコメントに関する情報です2012.07.17 Tuesday
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8/12を締め切りに、政府が「国民的議論」として行っているエネルギー政策に関するパブリックコメント。
全国民の責任にされてしまうので、一人でも多くの人に知ってもらう必要があります。
ウェブ上で詳しく説明しているのは、「パブコメで未来を変えよう」のページ。
以下にコメントの送信用紙の画像をおきます。
データをプリントすれば、そのまま使用できますので、ご活用ください。
そして19日には、以下のように政府との質疑応答の場が設定されます。
「未来のエネルギーはどれ? 『選択肢』に関する政府との意見交換会」
とき 7/19 (木)午後3時〜5時(午後2時半より衆議院第一議員館にて通行証配布)
ところ 衆議院第一議員会館 B1 大会議室 (定員300人)
プログラム (司会:丸子安子/みんなで決めよう!原発都民投票&国民投票)
1.政府から「エネルギー選択肢」についての説明、質疑応答
2.NGOと参加者の意見表明と意見交換
「国民的議論のあり方」高田久子(国際環境NGOグリーンピース)
「省エネなどについて」平田仁子(気候ネットワーク)
「自然エネルギーなどについて」船津寛和(ISEP環境エネルギー政策研究所)
「使用済み核燃料再処理について」西尾獏(原子力資料情報室)
まとめ:吉田明子(国際環境NGO FoE JAPAN)
*適宜、参加者からの質疑・発言を募ります。
参加無料(資料代500円)事前申し込み不要
主催 e-シフト 原発0・パブコメの会
グリーンピースの告知ブログ
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/7719/blog/41386/
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学生時代の友人達へのメール
〜パブリックコメントに関して感じたこと〜2012.07.15 Sunday -
エネルギー政策に関するパブリック・コメントの件を知り、
いてもたってもいられない気持ちになり、学生時代の友人に同報メールを出した。
めんどくさいヤツだと思われただろうか?
あ〜〜〜嫌われたくない!(苦笑)
以下、メール全文のまま。
bccで失礼します。
志田歩から学生時代の友人のみなさまに同報で送信させていただきます。
みなさまの多くはご存知だと思いますが、僕は大学の卒論も、1991年のバンドでのデビュー・アルバムも原発問題を扱ってきました。
1988年の反原発運動がブームとして消費されて有効な動きにならず、昨年の事故にいたったことについては、 ある種の後ろめたさも感じています。
かつて自分が全共闘世代に対して持った不信感のようなものを、
10代、20代の人達から自分に向けられても弁明しにくい、という気もします。
そうした中で、今回、政府がエネルギー政策についてのパブリック・コメントを募集していることを知り、
どうしてもお伝えしたくなってメールさせていただくことにしました。
facebook、twitterなどをご覧になっている方は、重複するかも知れませんし、
社会人として生活していく中で、考え方が違う方がいらっしゃるかも知れませんが、
学生時代からのおつきあいのいっかんとして、目を通していただければ幸いです。
6月29日、政府の「エネルギー・環境会議」から「エネルギー・環境に関する選択肢」が提示されました。
2030年までの日本の原発のあり方が、以下のシナリオ選択で決めようとしており、コメントはその選択を示すものです。
ー「原発ゼロシナリオ」・・・唯一の脱原発シナリオ
ー「原発15シナリオ」・・・原発増設可能シナリオ
ー「原発20−25シナリオ」・・・原発まい進シナリオ
パブリック・コメントについての情報は、以下に詳しいです。
http://publiccomment.wordpress.com/
その中に注意を促すテキストがPDFで提示されていますが、
http://publiccomment.files.wordpress.com/2012/07/e981b8e68a9ee882a2e382ace382a4e38389e38396e38383e382af_4.pdf
それによると以下のような問題がいくつも指摘されています。
例えば
1 日本の未来を決める“国民的議論“という触れ込みであるにも関わらず、パブリック・コメントの情報自体が広く伝えられていない。
2 三つの「選択肢」の中では、「20〜25シナリオ」は、原発の新増設でしか成り立たない極端なシナリオです。
この選択肢の提示は、いかにも真ん中の「15シナリオ」を中庸であるかのように見せ、誘導しているかのようです。
こうした行政のやり口は、僕が原告として参加している下北沢の再開発問題でも似たような経験をしてきました。
・意見募集の情報を広く伝達しない。
・法律に違反した誘導文書を、役人が作って配布した。
(現在、弁護団はこの役人に対する証人尋問を要求しています)
何より腹立たしいのは、こうして隠蔽された手続きによる意見を、
「民意」として扱うことにより、責任を逃れようとする手口です。
原発問題に対する抗議行動は、首都圏だけでなく、全国的な広がりを見せつつあります。
なにがしかの“形”を見せること無しに沈静化することは、まずないでしょう。
しかし、今回のパブリック・コメントが、行政の単なる免罪符作りにすり替えられることを、僕は危惧しています。
そこで、直の友人にこの問題をお伝えして、少しでも多くの人が知る機会を増やしたいと思い立ちました。
長文におつきあいいただき、ありがとうございました。
すでに私達は人生の半ばを過ぎようとしている世代ですが、
今後過ごしていく日々が少しでも良いものでありますように願っております。
ps
最後に、先日首相官邸前の抗議行動に参加するプロセスで、
ちょっとした違和感をきっかけに書いた新曲の歌詞を載せておきます。
書いた時は自分自身が思考停止することをいさめるような
自虐的な内容のつもりでしたが、
このパブリック・コメントの件を知ってから今後しばらくは、
政府に安易な免罪符を与えないためのプロテスト・ソングとして歌うことになりそうです。
手頃な免罪符
作詞作曲:志田歩
今年最大のヒット商品は
モバイル用の新型免罪符
後ろめたさから逃げ切りたいなら
ダブルポイントでゲットできるんだ
憧れの免罪符 無知の免罪符
ひとつ欲しいな のり遅れないように
手頃な免罪符 便利な免罪符
俺も欲しいな 嫌われたくないから
ここにいるのは善人ばかりで
アリバイ作りに精を出している
不謹慎より無関心だろ?
イヤミな詩など 無視すりゃいいんだ
麗しの免罪符 綺麗な免罪符
ひとつ欲しいな 手を汚さないように
手頃な免罪符 便利な免罪符
俺も欲しいな 嫌われたくないから
ウラハラを歌って いい気になって
何かやったような気になってるんじゃね〜よ ボケ!
匿名希望の 無罪の証明
犯行現場は さらされたままだ
手頃な免罪符 便利な免罪符
俺も欲しいな 嫌われたくないから
麗しの免罪符 綺麗な免罪符
俺も欲しいな 手を汚さないように
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7月13日 オープンマイクご報告2012.07.14 Saturday
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予告通り、首相官邸近辺の抗議行動に参加してから、アコースティックアートへ。
珍しくSEまで準備して3曲を通してコンセプチュアルな構成で臨みました。
オープニングSE 首相官邸前シュプレヒコール(6/22収録)
1 裸のワルツ
2 恋のホットスポット
3 手頃な免罪符
終わってからはmidさん、おかだゆうとさんと共に、8/3の会場であるSoul Kitchen
に。
鳥井賀句さんとも久々にご対面。
相変わらずの豪快なキャラに応じて、毒舌混じりのギャグの応酬で乾杯!
お店の様子を知り、8/3当日のライヴのイメージを膨らませております。
歌詞のアップと同時に、ブログだけでなく、COUNTER VILLAGE GARDEN〜志田歩's HOMEPAGEも久々に更新しておきました。
★8月3日(金)
志田歩 with kubotti
c/w 河村博司(ex.ソウル・フラワー・ユニオン)
@新宿Soul Kitchen
19:00オープン
19:30スタート
チャージ1500円+オーダー(2ドリンク〜)
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本日オープンマイク@東新宿アコースティックアート2012.07.13 Friday
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本日は首相官邸前の抗議行動の後、
毎度お馴染み、東新宿アコースティックアートのオープンマイクに参加します。
ライヴではなくオープンマイクという特性を活かしてしばしば実験の場にさせていただいてきましたが、
今回も今週書いたばかりの新曲を実験的にお披露目するつもりです。
先週首相官邸前に向かう途中で浮かんだアイデアを元にした新曲の曲名は「手頃な免罪符(仮)」。
またしても非常に物騒なものを書いてしまいました(苦笑)。
場内の空気を凍らせてしまったらゴメンナサイ。
それでも今回は実験、実験!
以下の要領で演奏でもギャラリーでも参加可能ですので、お気軽にどうぞ。
■TOMOの音楽夜会〜Acoustic Open Mic 〜
■毎月 第2金曜日
Open Micに参加して、15分程度の持ち時間で自由に演奏してください。
弾き語り、アカペラ、コーラス、インスト、ソロ、グループ、バンドなどなんでもOK。
当日その場でエントリしてください。
出演順は開演時にくじ引きで決めます。
もちろん見物、声援。拍手、冷やかしの方も大歓迎。ただただ飲みにくるものありです。
19:00 Open
19:30〜TOMOのOpening Act
20:00〜 Open Mic エントリがなくなるまで!
charge 1000円 1Drink付き
場所は以下
新宿区新宿6-23-5ピアビルB1F TEL 03-3352-3387
マップはここ。
また、下北沢あおぞらマルシェ Vol.2 に弾き語りソロで参加させていただくことになりました。
投げ銭方式で出番は午前中の時間帯と伝えられておりますので、後ほど改めて詳細をお知らせします。
今日の実験の成果も反映できるかな?
[会場] 下北沢“カトリック世田谷教会”
[日時] 7月28日(土) 9:00〜17:00
[主催] NPO Agri-Connections/下北沢あおぞらマルシェ実行委員会
[協力] 放射線測定室アスナロ/CRMS せたがや市民放射能測定所
[後援] 公益財団法人 世田谷区産業振興公社、下北沢東会
その翌週には
★8月3日(金)志田歩 with kubotti のデュオで、こんなライヴも予定しております。
c/w 河村博司(ex.ソウル・フラワー・ユニオン)
@新宿Soul Kitchen
19:00オープン
19:30スタート
チャージ1500円+オーダー
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6/29後日談 パート2 動画配信開始!2012.07.02 Monday
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パート1で予告した“重要文書”は、これ!
クリックで拡大します。
この日は僕はステージには立ちませんが、みなさんとお会いできるのを楽しみにしております。
そして星野裕矢企画Vol.3〜多世代共棲音楽生態系〜の動画がアップされました。
Puca、星野裕矢、蠣崎弘、志田歩&Teazerの出演順に丁寧に編集されております。
何台もカメラを駆使して、四組のステージを収め、それを編集してこの早さ!
僕はこれを“神川圭司さんのカミワザ”と呼んでいます。
ちなみに志田歩&Teazer は1:06:00あたりから映っています。
youtube6/29動画はここをクリック!
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6/29後日談 パート12012.07.02 Monday
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6/29 三軒茶屋グレープフルーツムーンへの入りは15時。
早々にサウンドチェックを終えた志田歩&Teazer は、フォト・セッションに繰り出した。
というのも昨年からユーピンこと西村雄介の加入により第三期に突入した志田歩&Teazer は、僕自身のごたごたなどもあって集合写真を撮影する余裕さえなかったからだ。
今回撮影していただいたのは、星野裕矢の大学の先輩にあたる岡野伸行さん。
星野裕矢のライヴ現場でいつも名場面をとらえているお方である。
そしてそのフォトセッション前後の模様を虎視眈々ととらえた人物がいた。
ユーピンこと西村雄介である。
ということで、以下にユーピンがとらえたフォト・セッションの一部を公開したい。
>
なぜかマンダムな伊藤孝喜。
8/3に河村博司とのジョイント・ライヴを予定している志田歩 with kubottiを撮影中の岡野伸行さん。ありがとうございます!
“重要文書”を手にしているカトシノこと加藤志乃ぶ。
この文書の内容については、後日、このブログでもお知らせします。
以下は終演後のショット。
kyonさんから提供していただきました。
星野裕矢、kyonさんとのスリー・ショット
原発問題をテーマにしつつ、安全地帯の「恋の予感」を挿入歌として大々的にフィーチャーした映画「へばの」で、僕に多大な衝撃を与えた木村文洋監督とのツー・ショット
そして最後に志田歩&Teazer が6/29のライヴで使用した「再稼働反対」コールの音源。
6/22に首相官邸前に行ってみたら、「このコールのループは音楽的だな〜」と気が付いたため、慌ててiPhoneで録音! PCに取り込んでから、エフェクトを施し、バンドの演奏のテンポと同期させるためBPMもいじっちゃいました。
ライヴ一週間前に浮かんだアイデアだったため、志田歩&Teazer のメンバーには、ヴァージョンを変えては「この音源を使いたいんだけれど」と二度三度と音源を送りつけるハメに……。
おそらく「うちのフロントは何をやってるんだ?」とメンバーを当惑させたのではないかとひやひやしましたが、それでもきちんとアドヴァイスを返してもらったことで、全員でイメージを共有して当日のステージに臨むことができたのでありました。
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