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「書こうと思っていたこと」2010.02.26 Friday
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が書けた、ってだけだと、ものたりないんだよなぁ。
「思ってもいなかったことまで、書いてしまった」ってとこまで行かないと……。
形にするまでに、どれくらいの精神の運動量を注ぎ込められるか?
原稿も音楽も、そこがポイント。
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伊藤孝喜インタヴュー2010.02.23 Tuesday
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下北沢某所にて伊藤孝喜にソウル・フラワー・ユニオンのドラマーとしてインタヴュー。
Teazerではプロデュース役に回ってくれることもしばしばだが、今回は彼のキャラクターや佇まいを言語化する上で、僕がプロデュースする側に。
当然のことながら、色々と知っていることはあるが、公式な取材で話を聞く機会はなかったので、実は新たな発見も多々あった。
改めて印象に残ったのが、背伸びせず等身大の自分をさらす彼の潔さ。
その潔さがあるため、こちらからも突っ込むところは、思い切りズケズケと突っ込んで聞けたので、かな〜り深い話から、飲み屋でのギャグのような話まで、盛りだくさんの内容になった。
と、同時に、これはなかなか珍しい嬉しい共通体験ともなった。
取材終了後は、久々にサシで飲み。
コーキ、お疲れさまでした!
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本日街頭署名! ア〜ンド まちあるき2010.02.20 Saturday
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今日の街頭署名は、土曜日、午後二時から下北沢北口駅前にて!
同時開催で「下北沢まち歩き」もあります!
色々な方とリンクが増えそうな予感で楽しみです。
現場でお会いできる皆様、どうぞよろしく!
以下、まち歩きの詳細です。
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今、東京に数少なくなった「歩けるまち」「個性のあるまち」
─下北沢を一緒に歩いて、素晴らしい生活・そして文化を生んできた
街の魅力を感じてみませんか? あちこちに貼ってある赤い
リリー・フランキーさんのポスターを探して歩くのも楽しいですよ。
下北沢の再開発計画は、今大きな問題になっている無駄な
公共事業─つまり、道路特定財源を使った事業なのです。
地図を見ているだけでは分かりません。「こんなお店がたくさん
ある素敵な場所を壊すの? このきれいな教会の庭をつぶすの?」
歩けば、驚くことばかりです。
下北沢の裏も表も知り尽くしたセイブ・ザ・下北沢のメンバー
がみなさんの興味に沿って、ご案内します。下北沢の「これから」
が気になる方、どうぞ気軽にご参加ください。
以前のまち歩きに参加された方は無料ですので、どうぞまた
お越し下さい。
みなさまのお申込をお待ちしています。
(必ず事前に予約をして下さい。)
【日時】2010年2月20日(土)14:00〜17:00
【集合】北沢タウンホール1階ロビー 下北沢駅南口徒歩5分
http://kitazawatownhall.jp/map.html
【費用】500円(資料代)
【案内】Save the 下北沢 有志
【参加申込み・問合せ先】info@stsk.net
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生誕50周年記念・大熊ワタル秘宝館!2010.02.19 Friday
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@吉祥寺マンダラ2
僕にとって大熊亘さんは、水車村やシモキタ問題など、色々なところでリンクすることが多いアーティスト。
かなり前になるが、なぜか僕の自宅でインタヴューさせていただいたこともあるし、
逆にシモキタ問題について、彼が僕をインタヴューしてくれたこともあるし、
さらに、二回ほどTeazerのセッションにお付き合いいただいたこともある。
要するに肩書きや立場でなく、ものすごくフレキシブルに、やるべきこと、関心のあることに向かっていくバイタリティのある人なのだ。
今回の彼のバースデイ・ライヴで、僕の事前の最大の関心は、彼が珍しくリード・ヴォーカルをたくさん披露するという点だった。
結果から言うと、すごく通る声で、特に壮士演歌は、歌詞も非常に明瞭に聴き取れるので、ビックリ。
大熊さん、もっと歌う機会を増やせば良いのに、とさえ思った。
それに加えて、清水一登(kbd.)+向島ゆり子(vln.)+大熊(cl,bcl)+小林武文(drs) という新ユニットでは、MUSIC MAGAZINEでレヴューを書かせていただいたシカラムータの新作の構築的な部分を、さらに研ぎ澄ませたような演奏に息を飲むのと同時に、このタイミングでの始動に、必然性を感じた。
終盤で聴かせてくれたルナパーク・アンサンブル時代のナンバーも、ノスタルジアとは違う次元の説得力があって、大満足。
終演後、ルナパーク・アンサンブルのスタンスについて、僕が持っていた仮説を訊ねてみたところ、本人もそうした意識を持っていたことを話してくださり、自分内盛り上がりはさらに加速!
大熊さん、誕生日おめでとうございます!
そしてケーキ、ごちそうさまでした。
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MUSIC MAGAZINE3月号〜こんな風に過ぎて行くのなら2010.02.19 Friday
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もう書店などに出回っていると思うが、今回の号は特に自分でも思い入れの強い原稿をたくさん書けた。
まず浅川マキさんの追悼原稿は、僕に書く機会を与えていただいたことを光栄に思う。
別枠の訃報欄でデビュー時のことは触れられるだろうと思ったので、あえて“アンダーグラウンド”という言葉を封印して臨んだ。短い原稿ですが、多くの方から話を聞いて、今まであまり知られていない事実も盛り込むことができました。色々とご教示くださったみなさま、ありがとうございました!
川本真琴さんのインタヴューは、取材の途中から彼女の方から質問を立て続けに発して脱線していく時のスリルが忘れ難い。そのスリルを込めた原稿をOKしてくれたスタッフに感謝!
でも、プロモーション用の写真はちょっと……。
取材で直接お会いした時の川本さんは、もっともっとステキです。
七尾旅人さんのライヴ・レヴューも、文字数を増やしてくれという僕のワガママに対応してくれた編集者に感謝!
そしてシカラムータのCDレビューは、あえてアーティストに確認を取らずに、自分の印象と解釈をぶつけてみた。大熊亘さんが、これを読んでどう思うかドキドキしている。
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デヴェンドラ・バンハート2010.02.04 Thursday
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@代官山UNIT
しっかり最前列で堪能。
ヴィデオクリップは、やたらと笑わせてくれたが、前半ではやたらとそっけなく曲を終わらしてしまう振る舞いから、それもシャイなキャラクターの現れのように感じられた。
それでいながら、酒が回るにつれ(?)、どんどん獰猛になっていく天然ぶりもgood。
ネタばれになるので、明日の公演を見る人のために書かないけれど、思わぬカヴァーの選曲もツボ。
ジェフ・バックリィの来日公演のように、凄い時は、もっともっととてつもないんだろうな、と想像しつつも、思い切り楽しませてもらった。
期待に違わず、自由奔放な振る舞いが実にさまになる天才だった。
2/5に行くかどうか迷っている人は、ぜひ行くべし!
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安全地帯復活小冊子2010.02.04 Thursday
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浅川マキさんの追悼原稿に続いて、こちらにも取り組んでおりました。
気合いが入る原稿の仕事が続くのは、幸せなことです。
とりあえずこちらも一段落ついて、明日はデヴェンドラ・バンハートのライヴ!
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Beyond The Flames2010.02.01 Monday
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短い文章なのだが、次号のMUSIC MAGAZINEに書いた浅川マキさんの追悼原稿は、書きだしてからも、さまざまな偶然があり、出会いがあり、今までに体験がないほど、何回も何回も書き直した。
今、僕の頭の中では渋谷毅さんの「Beyond The Flames」が、頭の中で繰り返し鳴っている。
音楽の可能性を信じることは、希望であると同時に畏怖でもある。
情報提供でお世話になったみなさま、ありがとうございました!
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