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赤子の目線2008.02.19 Tuesday
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“Save the 下北沢 Night”の翌日、2月10日に実家へ。
生まれてから3ヶ月目にして、
ようやく弟夫婦の長女の顔を見ることができた。
この姪の存在からは、いろいろなことを感じ、考えた。
例えば正月はカゼをひいてしまい、うつしたらまずいということで、僕は実家に戻らずに独りぼっちで寝て過ごした。
確かに元旦早々わびしいといえばわびしいが「大事なものがあるからこそこうしているのだだな」と思うと、決してむなしくはなかった。
多分、こうした感覚は動物行動学の示す通りなのだろう。
そしていざ会ってみると、赤子の目線がつくづく新鮮だった。
どんなに親しい関係であっても、ずっと目線を合わせていると、テレや戸惑いや作為が働くものだ。だが、まだそんな自意識を持っていない姪は、なんの気負いも緊張も警戒も無く、ずっと目線を合わせ続ける。こちらもそれに応じていると、日頃の自分の自意識から生まれる緊張を解してもらっているような気分になるのだ。
君はこの浮き世とは別の法則性を持つところからやってきたんだね。
でもきっと元々は誰もがそうだったはずなんだ。
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Mission Positiveとは?2008.02.18 Monday
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話は僕が初めて旭川を訪れた2007年9月にまで遡ります。旭川に僕が行った目的は三つ。一つ目は玉置浩二のホームタウンで彼のライヴを見ること。二つ目は僕が書いた「玉置浩二 幸せになるために生まれてきたんだから」を原作に、玉置浩二の実兄である一芳さんがレギュラーを務めるラジオ番組に出演すること。そして三つ目は久保昭二、QREと共に旭川でライヴを行うことでした。このステージにゲスト・パーカッショニストとして参加していただいたのが、Johnnyさんです。
僕はJohnnyさんとは初対面でしたが、札幌に住む僕の本の読者に紹介していただいたこともあって、すぐにうちとけ、リラックスしたセッションを楽しむことができました。また彼がメンバーとして活動しているアイヌアートプロジェクトや、精神障害の方の音楽によるセラピーをバックアップするプロジェクトなどに興味を惹かれたこともあって、今後も関わる機会がありそうな予感がしたものです。
再会の機会は意外なほど早く二ヶ月後の11月。JohnnyさんがAKIRAさんというアーティストの東京・落合でのライヴにサポートで参加した時でした。世界中を放浪し、美術家として活躍、著作も多数発表しているAKIRAさんの歌詞の世界観は、確かに僕にもシンクロできる部分がありました。もちろん僕自身にとってもこうした出会いの連続は、刺激的で楽しく、“親しく感じられる不思議な何か”に満ちたものです。ただし旭川と東京の両方の現場に、観客として立ち会った方々の反応はさらに激しいものでした。
Mission Positiveは、そうした方達が実行委員となって立ち上げたプロジェクトです。僕にはまだ“親しく感じられる不思議な何か”としか呼びようがない偶然の連鎖ですが、それをより大きなうねりにしていきたいという旨の相談を実行委員から受け、命名やキャッチコピーなどには、僕もアイデアを提供させていただきました。
そして最初のアクションは2008年4月5日。点と点をつなげるとっかかりとして、AKIRA with Johnny、志田歩&Teazerのジョイント・ライヴ“Mission Positive Vol.1”が開催されます。
Mission Positive Vol.1
■志田歩&Teazer(志田歩 vo&g、久保昭二 g、QRE b、伊藤孝喜 ds、加藤志乃ぶ cho)
■AKIRA with Johnny
開催日:4月5日(土) open 17:30 start 18:30〜
会場:ライブダイナー プリズントーキョー
東京都中野区東中野 第一元太ビルB1F
TEL:03-3368-8608
前売り予約 14時〜24時 (水曜およびライブのない日は休日)
前売り2500円 当日3000円(ドリンク代別)
予約専用メール mission-pstv@mail.goo.ne.jp
より詳細な情報はMission Positive公式ページ にて
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Save the 下北沢Night Vol.4 告知2008.02.03 Sunday
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タイトル: Save the 下北沢Night Vol.4 〜あゆむ街〜
日時: 2月9日(土)18:00開場 20:00開始
須藤瑞監督ドキュメンタリー映画「あゆむ街」上映
ライブ演奏 下平憲治 志田歩&Teazer 浅輪がんぽお+葛飾ボンゴロウ
料金: 投げ銭+飲食代
場所: 下北沢 Never Never Land 03-3465-0737
下北沢駅北口より徒歩3分
(一番街入り口小田急線踏切の道路を北に入ってすぐ、Studio NOAHの向かいビル2F)
Save the 下北沢代表の下平憲冶が3月1日よりSave発祥の地「Never Never Land」の経営者になる。今回はその襲名を記念しての前夜祭。
ライブと一緒に日本映画学校の須藤瑞さんの監督した新作映画「あゆむ街」も初披露!
さらに「東京ソーダ水」の予告編上映、飯塚監督の挨拶も予定。
下北沢、そして“Save the 下北沢”の新たなサイクルの幕開けを飾る一夜に、
アコースティック・モードのTeazerで参加させていただきます。
下平憲治からのコメント
「下平です。
30年の歴史を持つNever Never Land。
下北沢の文化発信基地として、みんなに楽しく
使ってもらえるお店造りにがんばります。」
“Save the 下北沢”とNever Never Land、下平憲治、そして僕の縁に付いては
「下北沢を巡るネヴァーエンディング・ストーリー」をご覧下さい。
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