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レルネル氏を迎えて2005.09.27 Tuesday
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ブラジルで「クリチバの奇跡」を起こしたジャイメ・レルネル氏が下北沢に!
フォーラムの方々とのランチ後(バルボアのエスプレッソは絶品だ)、
タウンホールにて懇親会、そして街歩き。
中途半端にあいた時間をかわらばん配布で有効活用した後、
明治学院大学で彼の講演を聞き、
SHIBUYA-AXに移動。
「エンケン祭り」後半の銀杏BOYSとエンケンバンドには間にあった。
ライヴ会場では梅ヶ丘事件以来にM君と遭遇。
嬉しい。
さらに会場で出会ったN君と共に渋谷でMr.タッドとMr.ダンディと再び合流。
原稿は全く書けなかったけど、勘弁したらぁ。
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夢の中の夢で逢った人達2005.09.27 Tuesday
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とても幸せな空間の中に僕はいた。
どうやらダブル・ヘッダーでやったライヴの打ち上げのようで、
久々に逢う知人で賑やかにテーブルを囲んでいる。
その中で本当に久しぶりに松崎さんに逢えた。
僕は嬉しくなって、一生懸命話しかけるのだが、彼の声は聞こえない。
ただ笑顔を見せてくれるだけ。
何かおかしい。
思い出してはいけないことがあるような気がする。
でも疑念が頭を支配し、不意に気づいてしまった。
そうだった、彼は亡くなっている。
これは夢なんだ。
その瞬間、和やかな語らいの場は、壁が剥がれ落ちるように崩れていき、
僕は虚空の中に放り出された。
直前まで味わっていた幸福感を取り上げられた悲しみと
自分が知覚していたものを信じられなくなった恐怖で、
僕は泣き声をあげながら助けを求めた。
だがその声に応える者はいない。
応える者はいない。
僕はそれを知っていたはずだ。
だが今度は応えてくれる人がいないさみしさに
駄々をこねるようにして泣き声を高めていく。
その声が高まりきった瞬間、僕は自分の呻き声で目を覚ました。
午前6時。
眠ってから1時間ほどしか経っていなかった。
あの夢の中の夢でいっしょにいた人達は、どうしているのだろう。
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こだま和文2005.09.22 Thursday
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代官山UNITにて、こだま和文 DUB STATION BANDの初ワンマン。
ストイックな佇まいは相変わらずながら、
バンド編成のためか、ものすごくアグレッシヴな印象。
緊張感のあるビートは、シャープというのを通り越して
ナイフでざくざく刻まれているような気分にさせられる。
普段だと穏やかな親指ピアノもエフェクトをかまして、
爆弾が次々と炸裂するかのような強烈なものに。
死生観、宇宙観、倫理観を提示する語りは、
一歩踏み越えると宗教的になりがちなところだが、
こだまは観念を押しつけるのではなく、
あくまでもオブジェを突きつけるような冷静さを持ちつつ、
哀しげかつ凶暴な音響を提示する。
珍しくこだま本人のヴォーカルも多かったが、語りも含めてズタボロの説得力。
どうしても江戸アケミを思い出してしまう。
あまりにも孤独な音楽であるにもかかわらず、
本人はいたってゴキゲンのようだ。
とにかくクールな頭脳とホットな肉体の振り切れ方が半端じゃない。
救いなんて求めるのをやめて、
轟く低音に揺れる体と流れ落ちる汗の感触に委ねたくなる。
身を浸しているうちに虚飾と無縁の清々しさに包まれた。
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CUBE ZERO 試写会2005.09.21 Wednesday
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一般的な楽しさではなく、神経を逆撫でするような刺激で惹きつける作品。
殺人トラップだらけの密室からの脱出を描いた
SFシリーズCUBE三部作の最終編。
理不尽なシステムに対する絶望的な抵抗。
「プリズナー・ナンバー6」というドラマが昔あったけれど、
あれよりもさらに惨たらしい。
ユーモアを交えずに観念で暴走していくような無慈悲な息苦しさは、
アメリカ映画らしくないと思ったら、
監督・脚本のアーニー・バーバラッシュは、旧ソ連生まれのニューヨーカーだった。
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ファイナル・ライヴ?2005.09.18 Sunday
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マンダラ2にて吉祥寺三姉妹のラスト・ライヴ。
サポート抜きの二部構成の一部はギャルバン仕様、
二部はカラオケというアナーキーな内容。
女性三人が団結すれば怖いものなし。
一部でオノ・ヨーコをカヴァーするのもなるほど、と。
笹野みちるのギャグにかけた佇まいに、何かを吹っ切った迫力を感じた。
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バーベキュー大会2005.09.17 Saturday
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“Save the 下北沢”でかわら版配布。
新たな戦力を得て、効率もアップ!
お疲れさまでした。
その後、バーベキュー大会。
当然それだけで終わるわけもなく延々と…以下省略。
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Fight For Rights2005.09.16 Friday
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渋谷LUSHで行われたジャポニカス主宰の“Fight For Rights”にて“Save the 下北沢”の出張署名。
トリは原 広明、三輪雅也、伊藤 孝喜からなる新バンド、RHYTHM OF FREEDOM(ただしステージ上でバンド名変更を宣言)。
3PEACEの楽曲を中心に、塚本晃のリズム隊とやっているわけだが、
新鮮な組み合わせでした。
その前の地球楽団もかなり楽しめた。
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試写会三連ちゃん2005.09.14 Wednesday
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昨日も試写会に行ったのだが満員で入れず。
今日はダブルヘッダー。
まずはウッディ・アレンの「僕のニューヨークライフ」。
設定も物語もお馴染みのパターンだけれど、
苦みとユーモアを交えつつ、それでも前向きなエンディングにする手腕はさすが。
夜は香港映画「シルバーホーク」。
バットマンとけっこう仮面を合体させたような奇怪な作品で、
しかも悪役には綾波レイを意識したような造形のキャラも。
しかしこれが理屈抜きで楽しめる。
香港では興行収入1位を獲得したヒット作。
こういうすちゃらかノリは、まさに香港映画の醍醐味でもある。
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