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★2016年10月20日(木)
新宿Live bar∞Strength
志田歩弾き語りソロ
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    伊藤耕さんの無罪判決について(その2)
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      (その1)では、伊藤耕さんの無罪判決を出した裁判所の方の事情について、自分が傍聴に行って感じたことやネットで調べて分かったことについて述べさせてもらった。
      そこで気が付いたことでお伝えした方が良いと思うことは、確かに今の状況ではいろいろとある。
      とはいえ僕がこのテキストを書く上で一番重要なのは、
      なんといっても伊藤耕というメッセンジャーの説得力!

      これはあくまでも自分の推測にすぎないが、裁判官が警察の違法捜査について遺憾とする流れに、耕さんが一貫して発信してきたメッセージがシンクロした結果が、今回の無罪判決に結びついたのではないかと思う。

      少なくとも直接見てきた自分の体験の範囲では、耕さんのように国家権力と対峙した時にも臆すること無く己の内面のモラルに対する誠実さを手放さない人を、僕は他に知らない。

      そうした中で僕が体験した中でも最も強烈な場面を振り返ってみたい。

      それは前回の裁判の2010年3月の法廷での彼の陳述だった。
      今回の裁判では法廷での審理の終わり際の意見陳述で、耕さんは警察の捜査の暴走と安倍政権への危惧を表明したわけだが、前回の裁判では情状酌量を求める署名や証人の多さに少々心を動かされた様子の裁判官が、彼に「あなたは今後の人生に、どんな夢を抱いていますか?」と尋ねる場面があった。

      おそらく裁判官としては「きちんと更生して、ミュージシャンとして活動していくのが夢です」という模範解答を期待していたのだろう。
      しかしこの時の彼の答えは、まさに衝撃的だった。
      かなり詩的な表現だったので、あくまでも陳述を聴き取った僕の解釈ではあるというおことわりが必要だと思うが、以下のような主旨だった。
      ・自分は今までやりたいことをまっしぐらに全力でやってきたので、今さらやり残した夢など無い。
      ・自分は今、社会のゴミのような立場にいることを理解している。
      ・しかしそれがやりたいことを全力でやってきた結果であるのだから、“この現実が夢”なんです。

      この答は裁判官にとっても、あまりにも想定外だったのだろう。
      裁判官があぜんと、というか一瞬ポカーンとした表情を見せたのが記憶に残っている。
      話している時の耕さんはチンピラがすごむような反抗的な雰囲気ではなく、穏やかといっても良いくらい落ち着いた態度。「違法行為によるトラブルでこれ以上時間をムダにしたくない」という意思を表明しつつ、理解するのは難しいかも知れないのは承知していても、理解してもらう可能性を決して諦めない謙虚なものごし。
      だがだからこそ、彼の実存を賭けた内面の真理だけは、どうしても譲ることができないのだ、という切実さ、真摯さが伝わってきた。
      妙な例えかも知れないが、僕はこの時、かつて地動説が異端であるとされた宗教裁判で、ガリレオが「それでも地球は回っている」と呟いたといわれる話を連想したほどだ。
      孤立無援の闘いを強いられている者に対して果てしなく優しい包容力を持つメッセージを発信してきた表現者(=THE FOOLSやブルースビンボーズのヴォーカリスト)である彼は、法廷という特殊な場であっても、いささかのブレもなく、そのままの姿で立っている!

      伊藤耕さんのメッセージの説得力とは、そういうことだ。
      僕自身もかつてどうしようもなく孤立感を味わいながら自分への悪意と対峙しなければならなかった状況で、彼の歌に救われた体験がある。
      だから彼の歌が世の中に広まり、彼のアーティストとしてのパワーが、孤軍奮闘している多くの人の糧となることを僕は願う。

      この2010年の時のような言葉を、今回の江見健一裁判官だったらどう受け取ったかは分からない。
      だがここまでスジを通す彼の言葉だったからこそ、警察の違法捜査から安倍政権の批判にまでおよぶ陳述に、裁判官がきちんと受け止める説得力を感じたのではないか(と思いたい)。

      さらに(その3)へと続きます。











      posted by: 志田歩 | 伊藤耕 | 20:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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