シアターイメージフォーラムにて想田和弘監督の「精神」公開初日の舞台挨拶とイヴェント。
ヘヴィなテーマのドキュメンタリーにも関わらず、場内は大入り!
最終回までずっと満席だったというから凄い。
壁には映画に関する記事のコピーが張ってあり、僕が書いたSTUDIO VOICEのインタヴュー記事も左上にドーンと紹介されていた。応援した作品のお役に立てたようで嬉しい!!
舞台挨拶で登場したのは左から順に想田和弘監督、山本昌知医師、川田龍平参議院議員。
こうした場面で“Save the 下北沢”を応援していただいている川田さんにお会いできるのも不思議だが嬉しい縁。想田監督、次はシモキタ問題のドキュメンタリーなんていかがでしょう?
舞台挨拶が終わると、美竹公園に移って、山本昌知医師による公開“生き方”相談。
映画を観て「なぜここまで山本先生は患者に継続的にエネルギーを注ぎ込むことができるのだろう?」と感じ入った僕は、さっそくその旨を訊いてみたところ。「相手を自分の思うようにするのには大変なエネルギーが必要ですが、私は本人の回復力に信頼を持って、それをちょっとサポートしているだけなので、いってみれば省エネのやり方なんです。それに回復した患者さんから感謝されたり、自分が癒されたりすることも多いのですよ」との答えをいただいた。
「浮浪雲」みたいだな〜、勉強になりました!
この場では映画「選挙」の主人公だった山内和彦さんもいらっしゃっており、お話しさせていただいた他、居合わせた映画ファンの方々とも、和やかにお話しさせていただいた。
映画の宣伝のイヴェントなのに、新しい人間関係までも育むような磁場が生まれているところにも、この作品のユニークさが現れているように思った。
映画「精神」はシアターイメージフォーラム他、全国順次ロードショー
公式サイトはhttp://www.laboratoryx.us/mentaljp
◯ 2008 Laboratory X,Inc