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2007年に結成した僕のバンドのファースト。こちらにて試聴できます。
♫今後のライヴ♫
★2016年10月20日(木)
新宿Live bar∞Strength
志田歩弾き語りソロ
C/W 星野裕矢、ウルル順、柴田健斗、Maasya、too,two


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7/10 ケラ&ザ・シンセサイザーズ
結成20周年&『BROKEN FLOWER』発売記念ワンマンライブ
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    正式ギタリスト不在の状態で多数のゲスト・ギタリストを迎えて制作したニュー・アルバム『BROKEN FLOWER』の発売記念ライヴ。幕開けはケラ(vo)、杉山圭一(key)、RIU(b)、Reiko(ds)と正式メンバーのみ。 あえてギターレスの状態で臨むところに、ケラのバンドマンとしての意地というか意気込みを感じた。
    近年は演劇人として語られる事が多いケラだが、ソロはソロとして、バンドで動く時はバンドというチームとしてのスジを重んじるのは、表現のプロセスも重んじる者ならではの矜持でもあるだろう。 ステージ上のケラの風貌もバンドマン・モードとあってか、いつもより若々しく見えた。

    ケラ&ザ・シンセサイザーズは、度重なるメンバー・チェンジを繰り返して20周年を迎えた。
    オリジナル・メンバーはケラのみ。
    それでも活動が継続できたのは、逆境をバネにするケラのクリエイターとしてのしぶとさも要因だ。 今回のアルバムで、8人ものゲスト・ギタリストを起用したのも逆境をバネにする発想の賜物といえる。 このライヴでのゲスト・ギタリストは、澄田健(Moto-Psycho R&R Servis、VooDoo Hawaiians)、ハヤシ(POLYSICS)、田渕ひさ子(bloodthirsty butchers、toddle)などを迎えていた。 さらに以前キーボードで参加していた福間創をゲストで迎えたのも、バンドの長い歴史を知るファンには、いきなプレゼントといえる。 ハヤシを迎えた場面では、あえてアレンジやアクションをDEVOっぽく決めたり、という遊び心が楽しい。一方で田渕ひさ子のノイジーなギターが炸裂する瞬間は、唖然とするほどスリリング。 バンドとしてもその醍醐味は良く分かっているのだろう。
    12月には、田渕ひさ子が全面的に参加したライヴを予定しているとのアナウンスに歓声があがる、っていうか、自分も思わず歓声をあげてしまった(笑)。

    居丈高な気配は一切出さず、ユーモラスで飄々としているように見せつつ、歯に衣着せぬMCも含めて表現者としてのスジを大事にしている佇まいには、鈴木慶一やムーンライダーズを連想する部分も少なからずあった。
    現在のナゴムレコードがケラと鈴木慶一の共同運営で、なおかつケラが鈴木慶一とのユニット、No Lie-Senseを併行しているのは、実は大きな意味があると思う。

    最初期の楽曲も含む構成だが、『BROKEN FLOWER』の発売記念ライヴということもあって、本編の締め括りは「BROKEN FLOWERS」。



    本編の締めとしてはあまりにもヘヴィなのでギョッとしたが、この感覚、遠い昔に似た思いをしたことがあるなと思って、自分の記憶を探ってみたら、なんと1979年5月のDEVO初来日の武道館公演だった。
    進化ではなく退化で未来図を描いた極度に苦味の効いたエンターテイメントに、当時10代だった僕は慄然としたのだった……。

    アンコールは2回。
    新作の中でもっとも僕がはまった「リスト」、そして近年の代表曲「神様とその他の変種」、ラストは新作の締め括りの「Dear God Waltz」という選曲と曲順は、ツボをピンポイントで射抜くスナイパーのごとし。

    それにしてもこの密度にして翌11日は有頂天再結成ライヴとは!
    インタビューの時の印象そのままに、生き急ぐ迫力に圧倒されてしまうなぁ……







    posted by: 志田歩 | ライヴ | 02:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    6月5日 KERA ソロ ワンマンライヴ@新宿ロフト
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      先日のインタヴューをきっかけに、すっかりKERAに浸り切っている。
      記事をまとめるのと併行して、いつの間にか「ケラの遺言」「私戯曲」「ライフ・アフター・パンク・ロック」などの著書も読み返していたタイミングで見ることができた7年ぶりのソロ・ワンマン!






      ということであらかじめ期待はしていたのだが、その期待を軽〜く上回る素晴らしいライヴだった。
      有頂天、ソロ、LONG VACATION、ケラ&ザ・シンセサイザーズ、さらに劇中歌から新曲まで、全キャリアを選りすぐったセレクションなのはもちろんだが、選曲のアイデアも半端ではない。

      例えば年内にリリースを目指しているというソロ・アルバムのための新曲は、まだ納得のいく歌詞が完成していないということで歌詞のないヴォーカリーズで披露。オープンマイクで制作途中のプロセスを見せてもらっているような雰囲気で、それをきちんとエンターテイメントにしてしまう発想自体が非凡だ。
      そんな隙を見せたかと思うと、新月の「科学の夜」という非常に複雑な構成の楽曲を、緻密なアンサンブルでカヴァー。かつて有頂天は、新月の「鬼」を演奏したことがあるが、あの頃の記憶も一気に蘇る。
      合間のMCでは今後の舞台のことも語っていたが、KERA•MAPの『グッドバイ』は、なんと太宰治の原作!!
      このブログでも当時の太宰治周辺のことは、「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」の脚本を書いていた時期に、けっこう記事を書いたことがあり、劇団「ほぼ無職」というカテゴリーでまとめてあるが、新月、太宰治とくると、新月の花本彰と北山真がバックアップしていた文学バンドの『文学ノススメ』を連想してしまった。





      他にもデヴィッド・ボウイの「スターマン」を日本語でカヴァーというのも彼ならでは!
      またシンセサイザーズを脱退した三浦俊一をゲストに迎え、シンセサイザーズのドラマーであるReikoと3人で演奏する一幕も、この日この場でなければ見られない光景だった。

      とはいえ、この日のライヴで最も胸を揺さぶられたのは後半。

      ケラ&ザ・シンセサイザーズの新作からの「Long Goodbye」、有頂天の「いつもの軽い致命傷の朝」(アルバム『カラフルメリィが降った街』に収録)は、彼自身が両親と死別する際の個人的な想いがあって生まれた楽曲でもあるが、僕にはそこに込められた死生観や世界観が、例えばナイロン100℃の2012年の公演「百年の秘密」などにもしっかり繋がっているように感じられた。






      それは彼の書いた脚本の中で特別な意味合いを持ち、「私戯曲」に収録している「カラフルメリィでオハヨ」とも密接な関係があるし、そんな流れの中でシンセサイザーズの「神様とその他の変種」を持ってくるのも、彼の表現の誠実さの現れだと思う。
      全キャリアを通じての表現の核を突きつけているような迫力に、歓声を上げたり涙腺が緩んだり……。
      彼の表現の核は、音楽をやっても演劇をやっても決してブレないということを、改めて痛感した。


      以下は、僕のライヴ情報です。
      ★2015年06月12日(金)下北沢バラック・ブロック・カフェ
      “月を越えて、光の中へ in Shimokitazawa” 出演:志田歩&Teazer 、KALAS'
      開場 19:00 出演 19:30~ 志田歩&Teazer 20:30~ KALAS`
      チャージ 2000円(予約)/2300円(当日)*要ドリンク・オーダー

      ★2015年06月28日(日)代官山Bar Crimjon
      “LOTUS meets 志田歩〜our favorite GLASS〜”出演:志田歩、LOTUS
      開場 18:30 開演 19:00
      チャージ ¥2000(1ドリンク付) *追加ドリンクは¥500から〜
      出演 LOTUS、志田歩 
      問合せ Bar Crimjon 03-6427-0747(20時以降)
      〒1500034 東京都 渋谷区代官山町13-4 セレサ代官山B1-A










      posted by: 志田歩 | ライヴ | 04:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      12月7日 早熟の天才アーティストKOHKIとの再会
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        僕が音楽関係の原稿を書くにあたって、忘れ難い衝撃はいくつもあるが、その最年少記録はKOHKIというアーティストだ。
        彼が2000年に発表したデビュー作『PANGEA SONG』は、本人が弾く三味線をループさせるといったアイデアの革新性に象徴される知性。フェイヴァリット・ミュージシャンにジミ・ヘンドリックス、喜納昌吉、高橋竹山という名前を掲げるのも納得の野性的なグルーヴ。しかもその両方を合わせ持つ演奏だけでなく、ミックスやマスタリングまでを、本人がやっており、さらにこの作品を制作した当時の彼はまだ14歳の少年だという驚愕の事実!

        彼については僕のホームページ上に、玉置浩二でやったようにロング・インタヴューを掲載している。この記事をご覧いただければ、どれほど彼が凄まじい才能とエネルギーの持ち主であるかは、お分かりいただけると思う。
        http://www.bekkoame.ne.jp/~shida-a/kohki/kohki_1.htm

        そんな彼だが、当時はライヴを見る機会がなかなかなかった。
        というのも、彼は若過ぎた。
        当時彼が作っていた音楽は、クラブで演奏するのにふさわしいものだったが、なんと彼自身の年齢では若過ぎて、クラブに入場するのも困難だったのだ。
        その後もたまにメールのやりとりはしていたが、今回たまたま国分寺でカフェ・ライヴをやるというので、遂にライヴを見る機会を得た。
        デビュー・アルバム『PANGEA SONG』から12年。インタヴューから9年を経ての再会である。
        現場に行くと彼の前のアーティストが演奏中。だが店に入るや否や、彼は無言のまま握手で僕を迎えてくれた。
        近年の彼はベルリンに拠点を移して活動していたが、これからは再び日本で活動する前提で戻って来たという。
        インタヴュー当時の彼は18歳、現在は27歳。つまり星野裕矢より約1年年上。
        当然風貌は大きく変わっているが、彼の音楽に対する僕の敬意は、いささかも衰えるものではない。

        インタヴュー当時、スタジオ内で音響的な実験を繰り返していた彼は、ギターの弾き語りというシンプルなスタイルへと変貌していた。音楽産業の気まぐれさに翻弄された10代の時の経験があだとなって、大々的にコマーシャルなフィールドでの活動には懐疑的なようだが、ミュージシャンとしての破天荒なポテンシャルは相変わらずだ。
        ライヴで共演していたのも二十歳のクラシック系女性トランぺッターなど、異才がぞろぞろ……。
        終演後は、中山ラビさんのほんやら洞に場を移して、いろいろと話をさせてもらった。
        僕としても今後、彼との連携をいろいろはかっていこうと思う。
        来年早々には、その動きをお伝えすることになると思うので、お楽しみに!

        以下、僕のライヴ告知。
        ○12月9日 下北沢・真龍寺「下北沢-命つなごうプロジェクト」10:00〜16:00 荒天時中止(詳細未定ですが通常は11:30頃から生音生声弾き語り投げ銭ライヴで出演 詳細は03-3468-7951 アーユルヴェーダサロン-光の森-)
        ○12月14日 東新宿アコースティックアート オープンマイク「TOMOの音楽夜会」 ソロで出演予定 19:30〜(1000円 1ドリンク付き)
        ○12月27日 三軒茶屋 グレープフルーツムーン 志田歩Presents “GROUND ZERO〜あらゆる可能性だけがここにある〜”

        志田歩&Teazerで出演
        c/w 六弦詩人義家、加藤志乃ぶ&orange cloud、バスコダ
        19:00スタート チャージ2000円+オーダー





        posted by: 志田歩 | ライヴ | 03:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        9月15日 中村中@東京国際フォーラム 聞こえる〜プレイボタンを押せ!〜
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          2007年のシングル「リンゴ売り」で胸をわしづかみにされて以来、ずっと注目してきた中村中。
          CDのレヴューを書く機会はあったが、ライヴをきちんと見て、本人にお会いできるのは、今回が初めて。
          初期のシャンソン、昭和歌謡風のイメージにとどまらず、音楽性をどんどん広げて行く意志は、レコーディング作品にもしっかり現れていたが、アコースティック・ツアーの後、あえてバンド編成で臨んだ本公演は、そのヴァリエーションの豊かさに驚かされた。

          ポエトリー・リーディングとヴォーカルを織り交ぜるものなどが、僕自身の好みで、それらも堪能できたが、 衣装の華やかさもあって、後半でプログラミングも使ったり、ロック・バンド然のアンサンブルでダンサブルな楽曲を連発したりする場面では、デヴィッド・ボウイのグラム・ロック時代のスパイダーズ・フロム・マーズを連想してしまった。

          途中のメンバー紹介で、彼女がまだ27歳だということに気が付いた時は、改めて愕然となる。
          なぜなら彼女の表現から伝わってくる人生観は、僕にはとても成熟した強さを感じるものだから。
          生きる濃度、生きる姿勢そのものの迫力なのだろうな。

          ちなみに僕は先日、自分のライヴで、60代のご夫人から30代と勘違いされた……。
          老けて見えるよりは嬉しいけど、貫禄とはほど遠い青臭さ未熟さ情けなさも噛み締め、微妙な気分(苦笑)。

          中さんも「成熟」などという言葉を捧げられて喜んでくれるかどうかは分からないけれど、
          若い時から自分の生き方をしっかり見定めてきた彼女の気高さには敬意を表するしか、僕には術が無い。
          「プレイボタンを押せ!」というタイトルにも、「自らの意志で起動せよ」と自分に言い続けてきた彼女らしい優しさと厳しさが込められているように思う。

          ちなみに終演後、ご挨拶した時の彼女は、実に若々しくチャーミングなお方でした。



          以下、ライヴ告知
          10月8日(祝)
          志田歩 with kubotti六弦詩人義家
          @下北沢lown(ラウン) 18:00開演 チャージ1500円+ドリンク
          posted by: 志田歩 | ライヴ | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          ソウル・フラワー・ユニオン闇鍋音楽祭2011
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             渋谷O-WESTにて、ソウル・フラワー・ユニオンの闇鍋音楽祭。
            ゲスト出演のカーネーションは、途中からキーボードに奥野真哉を迎え、即興色濃い熱演。
            セッション・プレイヤーとしての奥野の切れ味のよさに唸りつつ、後半の「ジェイソン」から「夜の煙突」へいたる流れで、がっちり場内の空気をつかんでいた。
            おそらくこれをきっかけにカーネーションへの思い入れが増した人も多数いるはず。
            またフロントの直枝が、昨年の辺野古のイベントに参加していたこともあって、あの場でお会いできた方との再会の場となったのも嬉しかった。

            そしてソウル・フラワー・ユニオン。
            この日の僕は、震災後の鬱屈した空気が漂う中、95年の阪神・淡路大震災の被災地での演奏経験を持つ彼らのステージを、待ちわびるような気持ちで出かけたのは僕だけではないだろう。
            そして「ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!」で始まったこの日の選曲は、まさにそうした期待に応えてくれるものだった。
            「平和に生きる権利」で涙腺を潤ませている僕の肩を叩く人がいるので、振り返るとそこにいたのは木下泰之さんだった。

            「満月の夕」の染みかたもひとしおだったが、ふだんはソウル・フラワー・モノノケ・サミットのレパートリーである「がんばろう」も絶品。

            こうした選曲と演奏、そして「寛容」という言葉を強調するMCから伝わってきた中川敬の父性的な器の大きさに、僕自身も蓄積していた疲れを解きほぐされる想いがした。

            よくぞこのタイミングにこの編成でライヴをやってくれたと感謝したい気持ちでいっぱいだ。
            posted by: 志田歩 | ライヴ | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            カーネーション@渋谷CLUB QUATTRO
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              何かが直枝政広にとりついたのではないかと思うような、すさまじいライヴ!
              特に後半の間髪開けずに曲を繋げていくところは圧巻。

              他に個人的にビックリしたのは、『Young Wise Men』収録の「恋は底ぬけ」。
              アイリッシュ・テイスト交じりのハチロク系のビートなのだけれど、『Young Wise Men』のリリースは88年。
              ワールド・ミュージック・ブームのシンボルともいうべき『ソロ』のリリースが87年なので、 ワールド・ミュージック・ブームの初期に、カーネーションはすでにアイリッシュ系のリズムとビートに取り組んでいたことになる。

              場内では10月の“PEACE MUSIC FESTA”で知りあったカーネーションの熱烈なファンからたまたま声をかけていただいたことがきっかけで、カーネーション・ファンの集いに乱入。
              カーネーション・ファンの音楽情報の豊かさ&MUSIC MAGAZINEの閲読率の高さもあって、かな〜り好き放題に喋らせていただいた。

              その後も下北沢に移動してDJイヴェントでさらにひと盛り上がり。

              ソウル・フラワー・ユニオンとカーネーションの接点抜きにはあり得なかったこの夜の出会いに感謝!のクリスマスでした。
              posted by: 志田歩 | ライヴ | 01:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              神聖かまってちゃん「謎の日」@新宿ロフト
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                『友達を殺してまで。』で、ガツンとやられてしまった神聖かまってちゃんのイヴェント。
                「謎につつまれたGUESTと共にお届けする、衝撃的な一夜 神聖かまってちゃんの出演についても謎です。」という事前告知がされていたが、ふたを開けてみたら、フェス形式で初めて見るバンドがたくさん。

                で、神聖かまってちゃんは果たして出るのか? と思っていたら出ました。
                もちろん場内は満員。
                でも始まってみたらヴォーカルのの子がいない。
                なぜかキーボードのmonoがギター&ヴォーカルを担当して、キャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」という謎の幕開け……。
                ちなみにmonoは、先月のステージ上で、の子と殴り合いのケンカになった後、楽屋で壁を殴り、右手を骨折したため、ギプスをつけて演奏している。
                本当にの子は場内にいないようで、メンバーのMCもどうしていいか戸惑っている気配。
                の子が登場したのは、始まってからだいぶ経ってから。
                さて、と思っていると歌い出したのは、オアシスの「ロックンロール・スター」。
                他のメンバーはオリジナルをやろうとするのだが、のらりくらり、あるいはダラダラとしたやりとりが続き、結局オリジナルをやったのは、終盤になってから。さらに終演予定時間を過ぎてからスタッフを困惑させつつステージは続き、幕が降りてからも、その幕を持ち上げて煽っているのかぼやいているのか良く分からない感じで「これで終わっちゃって良いのか?」と言葉を放って終了。

                2010年現在の日本でここまで破天荒なバンドって……。

                ……と、こう書いていくと、さんざんなライヴのように思うかも知れないが、実際は場内も僕もかなり受けていた。

                ちゃんとした演奏をもっと聴きたかったという気持ちもあるが、元々何をしでかすか分からないバンドが、「出演についても謎です。」と前ふりしておいての振る舞いなのだから、文句を言うスジでもない。
                むしろこの日のライヴを見た人にとっては、絶対に忘れられない記憶に残るはず。
                の子がお約束を覆せば覆すほど、観客は惹き付けられていく。
                彼のキャラクターの凄さに、まんまと魅せられてしまった。

                なお12月20日発売のMUSIC MAGAZINEでは、神聖かまってちゃんが、二枚同時にリリースするアルバム『つまんね』『みんな死ね』のレヴューを書いております。

                この新作、かなり中毒性強く、病み付きになりそう。




                なお、この日のイヴェントにサブ・ステージに出ていた赤い公園というバンドも素晴らしく、堂々とした激しいステージにゾクゾクした。
                このバンドは女性四人組なのだが、ウェブを見てみたら、なんと全員が90年代生まれだと知ってビックリ!
                この衝撃も忘れ難いすごいイヴェントだった。

                posted by: 志田歩 | ライヴ | 03:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                頭脳警察40周年記念ボックス『無冠の帝王』リリースパーティ
                0
                  11月26日に初台DOORSにて行なわれた頭脳警察40周年記念ボックス『無冠の帝王』のリリース記念パーティ。
                  あまりにも驚きの発見が多かった。

                  最初は松村雄策の司会によるトークから始まり、パンタとトシだけでなく、現在のメンバーである中山努(キーボード)、菊池琢己(ギター)、JIGEN(ベース)、松本直樹(ドラムス)らの挨拶も聞ける貴重な機会となった。
                  しかも勝呂和夫(ギター)、石井正夫(ベース)、八木下剛(ドラムス)という70年代頭脳警察の最後のラインナップも次々と登場してコメントを。一言一言から漂うものすごく仲が良さそうな気配に、なんかジーンとしてしまった。

                  そこからはさてライヴ?!と思ったら、いきなり歓談タイムどんっ
                  立食パーティ形式で桃梨やソウル・フラワー・ユニオンでもお馴染みのJIGENと談笑したり、さらには主役のパンタが目の前に……。
                  なんだか打ち上げみたいな和みモードが不思議。
                  だがせっかくの機会なので、『無冠の帝王』のディスク2に収録されていた1975年12月31日の頭脳警察解散ライヴについて知りたかったことをパンタ本人に直接訊いてしまった。

                  まず不思議だったのが、パーシー・スレッジの「男が女を愛する時」のカヴァーが入っていたこと。なぜ70年代頭脳警察のラスト・ライヴでこの曲をやっていたんでしょう?
                  「頭脳警察をやることでずっと我慢していたブラック・ミュージックを最後だからやっちゃえってことだったんじゃないかな? あれをやったのは、この時だけだったと思うよ」
                  そしてこの1975年の解散ライヴ、音源からは悲壮感のかけらもない和やかな雰囲気が伝わってきたのも意外だったのですが……。
                  「うん、パーティっぽい感じにしたかったんだよね。でもやってみたら実際はパーティというより宴会ノリになっちゃったんだけど(苦笑)」

                  当時のパンタが頭脳警察という名前に背負わされた重苦しさから逃れたがっていたのは知っていたが、当時の解散コンサートが、こんな感じだったというのは、今回の『無冠の帝王』が無ければ分からないままだったところだ。

                  この後のライヴ・タイムの頭脳警察は、ボックスのタイトルにちなんで「無冠の帝王」から始めるというこだわりが嬉しい。
                  そして演奏は先ほどの和みモードとは一変して超強力!!! 
                  特に初めて見た松本直樹のドラムが、あまりにも素晴らしい!!!!! パンタをはじめとする各メンバーの動きを食い入るように見つめ、喰らい付いて、バンドのビートへと変換していく。その仕草のひとつひとつに目を惹き付けられてしまった。
                  彼とJIGENのベース、トシのパーカッションとのコンビネーションによるグルーヴは、まさに最新型の頭脳警察と呼ぶに相応しい。

                  そしてその凄みが発揮されているレコーディング作品が、実はある。
                  今回の『無冠の帝王』のディスク1。今年8月に収録したスタジオ・ライヴ盤だ。
                  ソロ名義で発表したナンバーも含むセルフ・カヴァー集だが、『music for 不連続線』収録のレアなナンバーなどが多いだけでなく、朗読をフィーチャーした「時代はサーカスの象にのって」のロング・ヴァージョンをはじめとして、アレンジもかなり大胆に更新されたものが多く、単発でリリースしても良いのではないかと思うほど、実質的には新作とも言える傑出した内容になっている。
                  このクリエイティヴィティの高まりには、現役のバンドとしての頭脳警察の凄みを思い知らされたが、松本直樹の存在が、現在のバンドのクリエイティヴな勢いに貢献している部分も、かなりあるのではないか? と感じた。

                  アンコールは70年代のメンバー、さらに90年代頭脳警察のベーシスト、下山アキラも含む大人数で怒濤のステージ。くさいやらせではなく、自然発生的な盛り上がりだったので、スタッフは大変だったと思うが、見ている立ち場としては40年という歴史を持つベテランの深みと凄みと温かみに触れることができて、感動的だった。


                  posted by: 志田歩 | ライヴ | 07:55 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
                  SION@日比谷野音
                  0
                    毎年恒例のステージだか、新曲の多さ、代表曲のアレンジの斬新さで、極めて前向きな内容にビックリ。ペーソス交じりの「遊ぼうよ」で大合唱がわき、「新宿の片隅から」は、初期佐野元春のようなアップテンポの演奏で踊る者続出。本人のやる気が、客席にひしひしと伝わるコンサートでした。特に本編ラストの「マイナスを脱ぎ捨てる」には、勇気をもらった気分!
                    posted by: | ライヴ | 20:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    安全地帯武道館2Days終了
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                      10月5日、6日 安全地帯@日本武道館
                      玉置浩二の凄さは十分に知っているつもりだが、それでも予想以上のステージだった。
                      ツアーを重ねるに従って、微妙に構成は変化していたが、アコースティック・セットからの転換を短くするなど、ショーとしての密度とテンションを高めるために、本人の体力的な負担を大きくするものだったのも驚き。

                      「情熱」をカットしたのも「We're alive」「I LOVE YOUからはじめよう」を引き立たせる上での積極的な選択だったと思う。
                      「あの頃へ」「Lonely Far」など、個人的に思い入れしてしまうみどころも多々あったが、あれだけヒット曲を盛り込みながらも、「雨」「オレンジ」という新作の収録曲でクライマックスを生み出す現役感が素晴らしい。
                      6日の「雨」は、玉置のヴォーカルの即興的な閃きが凄まじく、楽曲の構成自体が5日と異なるものになっていた。

                      そして「オレンジ」。

                      「玉置浩二★幸せになるために生まれてきたんだから」でも、この楽曲の重要性は指摘させてもらったが、ステージ右側で跪いた玉置、ステージ左側でエモーショナルなギターを奏でる矢萩のコントラストは、広いステージの効果を最大限に活用したドラマチックな名場面で、そのシアトリカルなインパクトにふとドアーズの「名も無き兵士」を連想。
                      マジで二日とも涙が出た。

                      曲目はほぼいっしょであるにも関わらず、一日目の成果をなぞろうとせずに、さらに高みを目指す熾烈なまでの志の高さは、孤高の領域。

                      かつてジェフ・バックリィは、いつも冒険的なステージを行なっていく心意気をこう語った。
                      「俺たちが断崖から飛び降りれば、必ずパラシュートが開くんだ」
                      毎回新たな挑戦、実験を繰り返す玉置も、そう自分に言い聞かせながら挑んでいるに違いない。

                      メンバーも大変だと思うが、それを成し遂げる醍醐味は、他では味わえないものだろう。
                      だからこそ、安全地帯復活なのだな、と思った。
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                      なお、5日の開場前に物販ブースの様子を見ていたら、次々と「玉置浩二★幸せになるために生まれてきたんだから」を手に、僕のサインを求める方が現れたため、急遽二日間ともブースの中でサインをする場所を与えていただき、トイレに行く暇もないほどの大盛況となりました。

                      「玉置浩二★幸せになるために生まれてきたんだから」を購入してくださったみなさま、急な事態に速やかに対応していただいた物販ブース現場スタッフのみなさま。どうもありがとうございました!
                      あまりに短い時間に多くの方とお会いしたので、お名前と顔が一致しない方もありますが、Twitterなどでお名前のみ知っていた方や、これまでのいきさつでお世話になった方々ともお会いできて嬉しかったです。

                      またね!
                      posted by: | ライヴ | 15:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |