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劇団ほぼ無職との再会2023.11.27 Monday
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座長のいわいゆうきから、北千住で久々に劇団ほぼ無職の公演があると連絡をもらった。
ということで、久々の再会である。
僕がこの劇団と深く関わっていたのは2013年。
2月に北沢タウンホールで行われた旗揚げ公演、さらに9月にミモザホールで行われたアンコール公演「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」の脚本を担当したのだった。(2月は拒んでいたのだがチラッと出演もする羽目に)
なんとあれから丸10年!
この舞台の内容については、過去のブログなどをご覧ください。
あの時はMUSIC MAGAZINE2013年4月号に舞台の記事が掲載されたり。自分の発案で「カウンターの中で」をエンディング・テーマにさせてもらったりといろいろあったのだが、なんと今回の公演でも舞台でいわいゆうきが歌うという……と書くと、いかにもすごい出来事のように見えるかもしれないが、実態としてはDIYというか手作りというか、この劇団ならではの脱力感に、さらに年季が入ってきた感じだった。
とはいえ、やはり一緒に舞台を作った仲間と会えるのは嬉しいもの。
会場は以前銭湯だった場所で妙に趣がある。
そして座長のいわいゆうきが、「THE FOOLS MR.ロックンロール・フリーダム」を購入してくれた。
どうもありがとう!!
もちろん映画「THE FOOLS 愚か者たちの歌<完全版>」のチラシも配布させてもらいました。
シネマート新宿で12月4日まで上映中ですので、よろしくお願いします。
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ドレスコーズのインタヴューについて2014.12.08 Monday
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先に取材させてもらったドレスコーズのロング・インタヴューが、WHAT's IN? WEBで公開されている。
現在公開しているのはパート1で、パート2は9日公開予定ということで、他にも「レコードコレクターズ」誌の次号でも切り口の異なるインタヴュー記事を掲載しているので、ここで少しまとめてドレスコーズのことをお伝えしておきたい。
まずWHAT's IN? WEBのインタヴューは、丸山康太(g)、菅大智(ds)、山中治雄(b)の3人が脱退し、志磨遼平ひとりとなったドレスコーズのニュー・アルバム『1』にちなんだもの。
志磨遼平が毛皮のマリーズを解散させてから、どんな音楽も演奏できる理想のバンドとして結成したはずだったドレスコーズが、なぜ、こうした展開となったのか?
ひとりだけであるにも関わらず、なぜソロ名義ではなく、ドレスコーズのアルバムなのか?
といったところが、ポイントになっている。
世間の好奇心は、なぜ3人が離脱したのか、というところにいきがちなのは充分承知だが、この取材で僕が痛感したのは、むしろ志磨遼平自身が、自らを苛みながら、あくまでも表現者として前のめりに進んでいく凄みだった。
特に「この悪魔め」は、そうした自分自身も突き放した目線で俯瞰し、創作のための生贄にするかのような怖さ、物騒さ、そしてクリエイターとしての誠実さを感じる。
そうした思いで取材に臨んだ僕は、インタヴューの冒頭で、志磨にふたつのテキストを紹介した。
卑屈の克服からでは無しに、卑屈の素直な肯定の中から、前例の無い見事な花の咲くことを、私は祈念しています。
真の正義とは、親分も無し、子分も無し、そうして自身も弱くて、何処かに収容せられてしまう姿に於て認められる。重ね重ね言うようだが、芸術に於ては、親分も子分も、また友人さえ、無いもののように私には思われる。
いずれも太宰治の書いた文章(前者は「自信のなさ」、後者は「如是我聞」)で、僕が劇団「ほぼ無職」のために書き下ろした脚本「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」の中で、太宰自身のセリフとして引用させてもらったものだ。
志磨が太宰治の愛読者であるのはよく知られているが、現在の彼の言動は、僕にはそうした太宰治の言葉を補助線として持ってくると、非常に理解しやすくなるような気がしている。
さらに新作の収録曲「スーパー、スーパーサッド」の動画が、また巧み!
志磨遼平が寝間着のまま、コンビニで買った焼きそばを公園で喰らうという設定には「ここまでやるか?」と唸らされた。こんな情けない姿をあえてさらす志磨遼平に、僕はつい劇団「ほぼ無職」の若松朋茂を連想してしまったりもする。
そしてもうひとつ、12月15日発売予定の「レコードコレクターズ」誌では、志磨遼平にアナログで再発されるベルウッドの名盤10枚への思い入れを語ってもらった記事を掲載!
こちらではいち音楽ファンとしての彼のピュアな愛情のこもった言葉がてんこ盛りになっておりますので、どうぞお楽しみに!
以下は、僕自身のライヴ情報。
こちらもよろしくお願いします!
12月11日(木)歌舞伎町SoulKitchen
志田歩(vo,ag) with 斉藤トオル(p)*21:00頃の出演予定
開場19:00 開演19:30 チャージ1500円+オーダー
c/w 蓮沼ラビィ、もんち、剣堂シュウジ
2015年01月17日(土)下北沢music bar rpm
「平成27年 下北澤之乱」
開場19:00 開演19:15
チャージ1500円+オーダー
出演:志田歩&Teazer 、SADA、よしひらみずと
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劇団ほぼ無職「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説」後日談〜きむらけんさんとのキャッチボール2013.10.07 Monday
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9月29日に“SHIMOKITA VOICE 2013”の一環として行われた劇団ほぼ無職「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」アンコール上演、盛況のうち、無事終了。
はやくもあれから一週間以上も経過してしまいましたが、お越しいただいた皆様、公演を応援してくださったみなさま、どうもありがとうございました!
自分自身は直前になって体調を崩し、点滴を打って上演前日の通し稽古に立ち会うといった醜態をさらしてしまいましたが、劇団員とSHIMOKITA VOICE実行委員会のチームワークの高まりなどに助けられ、公演内容もグレードアップした成果をお見せすることができ、打ち上げでも思いっきりはじけることができました。
その後は一気に押し寄せる膨大な仕事に翻弄され、なかなかブログを更新することができなかったことをお詫びします。
この間にはゲスト出演していただいた北沢川文化遺産保存の会のきむらけんさんのブログの方が、脚本を書いた自分よりも頻繁に「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」についての記事を書いてくださっている。
9月28日 石畳に演劇に次元の穴
9月29日 石畳に演劇に次元の穴2
10月02日 67歳初舞台に挑む
10月04日 下北沢のよじれた座標
舞台上で熱演中のきむらけんさんの勇姿
自分よりも一回り以上も年配だが、なんとも精力的!
自分としても見習いたいものである。
さて、この「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」の着想は、きむらけんさんの労作である『「北沢川文学の小路」物語』と「鉛筆部隊と特攻隊」から得た部分が多いことはこれまでにも述べて来たが、その後、「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」の余波で面白い展開が生まれつつある。
けんさんは、すでに代沢小学校の疎開児童と特攻隊の交流を掘り起こした「鉛筆部隊と特攻隊」の続編にあたる「特攻隊と<松本>褶曲山脈」を上梓なさっているが、このたびさらにその続編に着手。しかもそのドキュメント本の中で、わざわざ「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」に触れたいという旨の連絡をいただいた。
もともと僕が「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」の中で特攻隊と疎開児童の交流に触れるきっかけは、去年の8月、脚本執筆中の僕が、きむらけんさんが「戦争経験を聴く会、語る会」で、「鉛筆部隊と特攻隊」のハイライトとなる部分を話してくださったことだった。あまりの衝撃に二日間ほど呆然とした後、意地汚い僕は、自分がこれほど心を動かされたのならば、脚本にも反映させようと決めた。
当然のことながら脚色は施している。それについてきむらけんさんの取材対象となった方が、結果的にどういう思いをなさるかを考えると、正直言ってたじろぎそうにもなった。
だが“大義名分による反戦”ではなく、“人間という生き物が業として背負うエロスで戦争に否という視点を提示したい”という自分の欲求に従うことにした結果、生まれたのが、今回上演された脚本である。
すると今度は、それがきむらけんさんの著作に反映されることに……。
きむらけんさんの取材対象の方が、自分の脚本に対してどんな感情を抱くかと考えると、今でも身がすくむ思いがする。
だが一方で自分ときむらけんさんのやり取りが、互いの著作に影響を与えあえているという事実は、下北沢の片隅に巣食う物書きのはしくれとして、とても光栄なことに思う。
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「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」と「ミッドナイト・イン・パリ」2013.09.26 Thursday
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「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」のヒントのひとつは、ウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」という映画だった。
この映画の主人公は1920年代のパリに憧れ、小説家になりたいという野望を持っているアメリカの脚本家。その主人公はパリを旅行する機会に恵まれ、酔った勢いで夜のパリを歩き回るうちに、1920年代のパリへと迷い込んでしまう。そこで彼はフィッツジェラルド夫妻をはじめ、パブロ・ピカソ、コール・ポーター、ルイス・ブニュエル、サルバドール・ダリ、マン・レイなどの文化人の交流の輪に加わり、ヘミングウェイに、書きかけの小説を読んでもらおうと懇願する……というのがストーリー。
パリの文化的な重層性をポップに描いた切り口に感嘆した僕は、即座にミュージック・マガジン誌で映画評を書かせてもらったが、その映画評を書き終わる頃には、すでに「これを下北沢に応用したらどうなるだろう?」と考えていた気がする。
はじめは小説のような形式も考えたが、試写会の約10日後に「劇団ほぼ無職」座長のいわいゆうきと出逢ったことから、芝居の脚本にした方が面白そうだと閃き、脚本の執筆を申し出た。
ちなみに2011年に公開された「ミッドナイト・イン・パリ」は、ウディ・アレンの長い映画人としてのキャリアの中で最大のヒットとなった。
70代半ばにして最大のヒットを飛ばすなんて、実にかっこいいと思いませんか!?
●9月29日(日)“SHIMOKITA VOICE 2013”初日
下北沢 成徳ミモザホール(成徳高等学校内)
昼の部 資料代500円 *予約不要 12:30〜
シンポジウム&パネルディスカッション「区長と語るシモキタの今、未来」
保坂展人(世田谷区長)、服部圭郎(明治学院大学教授)、國分功一郎(高崎経済大学准教授・哲学者)、金子健太郎(下北沢あずま通り商店街会長・金子ボクシングジム会長)、伊藤隆允(代沢住人)
夜の部 前売り2000円 当日2500円
16:30〜 朗読劇「しもきたなみえ」
17:20〜 劇団ほぼ無職「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説」
芝居のチケットのお求めは、
劇団ほぼ無職(岩井)090-9099-6253 yuukiiwai@mushoku.net
あるいは志田までお願いします。
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「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」エピソード集2013.09.26 Thursday
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いよいよ三日後に迫った「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」アンコール上演!
脚本の内容は今回のアンコール上演に向けて大幅に改めてありますが、この作品の意味合いや属性を知っていただく上では有効なテキストだと思うので、ここでは初演に向けて、まだ「シモキタ駅前今昔物語」という仮タイトルで脚本を書き進めていく中で公表したエピソードなどをまとめてみました。
今回の舞台を観るかどうか迷っている人、知人を誘ってみたいけど、「どんな芝居なのかうまく説明できない」というような方が判断するためのお役に立てれば幸いです。
○「シモキタ駅前今昔物語(仮)」エピソード1〜ヤマギシガイシという男〜
○「シモキタ駅前今昔物語(仮)」エピソード2〜太宰治の墓参り&太宰治を演じたい人大募集!〜
○「シモキタ駅前今昔物語(仮)」エピソード3〜亡き父との対決〜
○「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」によせて
○きむらけんさんとのやり取りから(サブカル世代は多世代共棲の夢を見るか?)
●9月29日(日)“SHIMOKITA VOICE 2013”初日
下北沢 成徳ミモザホール(成徳高等学校内)
昼の部 資料代500円 *予約不要 12:30〜
シンポジウム&パネルディスカッション「区長と語るシモキタの今、未来」
保坂展人(世田谷区長)、服部圭郎(明治学院大学教授)、國分功一郎(高崎経済大学准教授・哲学者)、金子健太郎(下北沢あずま通り商店街会長・金子ボクシングジム会長)、伊藤隆允(代沢住人)
夜の部 前売り2000円 当日2500円
16:30〜 朗読劇「しもきたなみえ」
17:20〜 劇団ほぼ無職「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説」
芝居のチケットのお求めは、
劇団ほぼ無職(岩井)090-9099-6253 yuukiiwai@mushoku.net
あるいは志田までお願いします。
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9月22日 ピュアロード・フリーマーケットです!2013.09.22 Sunday
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9月22日(日)は、台風のため順延になった下北沢ピュアロードのフリーマーケット!
以前には13時から14時頃にかけてのうち、約30分程度の時間、とお伝えしましたが、もうちょい長めのパフォーマンスになりそうです。
メインステージで自分の弾き語りを軸に、六弦詩人義家、劇団ほぼ無職の劇団員などの協力も得ながら、“SHIMOKITA VOICE 2013”の告知パフォーマンスを行います。
芝居のエンディング・テーマ「カウンターの中で」もお届けする予定。
もちろん路上のパフォーマンスなので無料!
今回はPRが最大の目的なので、思いっきりアッパーに騒いでこようと思っております。
以下、以降の予定です。
●9月24日(火) “まもれシモキタ!行政訴訟”第30回口頭弁論
15:30〜 東京地方裁判所 103号大法廷 *入場無料!
●9月29日(日)“SHIMOKITA VOICE 2013”初日
下北沢 成徳ミモザホール(成徳高等学校内)
昼の部 資料代500円 *予約不要 12:30〜
シンポジウム&パネルディスカッション「区長と語るシモキタの今、未来」
保坂展人(世田谷区長)、服部圭郎(明治学院大学教授)、國分功一郎(高崎経済大学准教授・哲学者)、金子健太郎(下北沢あずま通り商店街会長・金子ボクシングジム会長)、伊藤隆允(代沢住人)
夜の部 前売り2000円 当日2500円
16:30〜 朗読劇「しもきたなみえ」
17:20〜 劇団ほぼ無職 「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説」
芝居のチケットのお求めは、
劇団ほぼ無職(岩井)090-9099-6253 yuukiiwai@mushoku.net
あるいは志田までお願いします。
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SHIMOKITA VOICE 2013にて「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説」再上演!2013.09.11 Wednesday
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ブログの更新を怠っている間にずいぶん経ってしまいました。
体調を心配するメールをいただいたりもしてしまい、すいませんでした。
さて、この間、何をやっていたのかと言うと、
9月29日に行われる“SHIMOKITA VOICE 2013”での「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説」アンコール上演に向けて、脚本の改訂などで忙殺されておりました。
小田急線の地下化直前の今年2月に開催された下北沢演劇祭が初演であった「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説」は、戦争中の下北沢にタイムトリップした漫読家の東方力丸を狂言回しとして、下北沢駅前の歴史を描いた脚本で、太宰治の弟子であった田中英光や坂口安吾など、実際に下北沢にゆかりのある文士達の作品をサンプリングしながら物語にしたもの。
表現者の葛藤をクローズアップしているという点では、「玉置浩二☆幸せになるために生まれてきたんだから」の延長線上の作業でもあった。
初演から7ヶ月経った今回は、以下のような大きな変更点がいくつもあり、再現と言うよりは解体〜再構築をほどこしたものと言った方が良いかも知れない。
劇団の体制としては、
・2月の公演後、もの凄い勢いで劇団員が増えたことに対応し、キャスティングを大幅に変更。
・演出は東方力丸役を演じる若松朋茂が担当。
・舞台監督は2月公演でアドヴァイザーとして応援していただいたザ・スズナリの野田治彦氏が担当。
脚本の内容としては、
・物語の構成を小田急線地下化終了後に対応したものに変更。
・劇中の重要な言葉がより強いインパクトで観客に届くように上演時間を大幅にシェイプ・アップ。
・脚本を書く上で重要な参考文献となった「『北沢川文学の小路』物語」「鉛筆部隊と特攻隊」の著者であるきむらけん氏(北沢川文化遺産保存の会)の特別出演。
こうした変化に加え、今回は福島県浪江町出身の歌人、三原由起子が巻上公一、瀬戸山美咲、谷岡健彦、外山弥生、坪井美香、西山水木といったキャストで臨む朗読劇「しもきたなみえ」との二本立て。
さらにこれに先立つ昼の部のシンポジウムは、保坂展人世田谷区長が、小田急線地下化、補助54号線など、さまざまな案件を抱える下北沢の今後について意見を発表する重要な場となりそう。
●SHIMOKITA VOICE 2013 初日
9月29日(日) 下北沢 聖徳ミモザホール(聖徳高等学校内)
昼の部 資料代500円 *予約不要 12:30〜
シンポジウム&パネルディスカッション「区長と語るシモキタの今、未来」
保坂展人(世田谷区長)、服部圭郎(明治学院大学教授)、國分功一郎(高崎経済大学准教授・哲学者)、金子健太郎(下北沢あずま通り商店街会長・金子ボクシングジム会長)、伊藤隆允(代沢住人)
夜の部 前売り2000円 当日2500円
16:30〜 朗読劇「しもきたなみえ」
17:20〜 劇団ほぼ無職 「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説」
芝居のチケットのお求めは、劇団ほぼ無職(岩井)090-9099-6253 yuukiiwai@mushoku.net
あるいは志田までお願いします。
●9月15日(日) ピュアロード フリーマーケット
次の日曜日に行われる下北沢ピュアロードのフリーマーケットでは、13時から14時頃にかけての約30分程度の時間、メインステージに自分が立ち、弾き語りを軸に劇団ほぼ無職の劇団員などの協力も得ながら、“SHIMOKITA VOICE 2013”の告知パフォーマンスを行います。もちろん路上のパフォーマンスですので無料!
お時間のある方はぜひお立ち寄りください。
もうひとつ、10月のライヴの告知も。
●10月13日(日) 下北沢眞龍寺 “下北沢+被災地 命つなごうマーケット”
生歌生声投げ銭お座敷ライヴ
13:00〜15:00
出演:志田歩、I GUESS(橋本はじめ+清水智子)
ということで、いろいろありますが、今後もよろしくお願いします。
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バーレスQレヴュー2013.04.20 Saturday
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現在発売中のインパクション189号に本山謙二氏による「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」のレヴューが掲載されている。これが2005年の「現代思想」誌での金子賢三氏の発言を引用するなど、実に丁寧にシモキタ問題を注目してくださっていることが良く分かる素晴らしい内容で、非常に嬉しかった。
ご興味のある方はぜひご一読を!
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MUSIC MAGAZINE4月号2013.04.11 Thursday
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現在発売中のMUSIC MAGAZINE4月号。
自分はデヴィッド・ボウイの新作と映画「長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ」のレヴューを書いていますが、劇団ほぼ無職の「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」のレヴューをぽえむ@2マッチ・クルーさんが書いて下さっています。
まったく面識が無い方なので、どんな風に書かれるかと思っていましたが、かなり好意的なレヴューになっています。ご興味のある方はご一読ください。
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あれは事件だったのか、事故だったのか?「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」公開打ち上げ2013.03.18 Monday
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「無難にまとまるよりは大事故を起こしてやる!」
2月24日の公演が迫る中、座長(当時)いわいゆうきは、そんな物騒な言葉をネットで漏らしていた。
それは本番二週間前に重要なキャストを予定していた女優が出演不可能となったり、チケットの予約者がなかなか伸びず、多額の借金を背負うことになるのでは?という不安を抱えたいわい自身のプレッシャーをはねとばす意味もあったのかも知れない。
だがそれだけではない。
いわいはTwitterとfacebookで、こんな発言も行っている。
【戦線布告】
2年以上やってるのに動員が1000超えない(つまんない芝居してる)劇団の劇団員、... 2月24日は全員劇団ほぼ無職の芝居を見に来い!
なんであなたたちの芝居がつまんないか、教えてあげますよ♪
彼自身のエクスキューズとしては「この発言の真意は“かつて小劇場で役者をやっていた自分”を含む、いま芝居をやっている、小劇場の売れない役者たちへのゲキでもある」そうだが、既成の小劇場シーンへの挑発であることは間違いない。
そして公演当日。
観客の反応は、まさに前代未聞の現象というべきものだった。
それも無理は無い。
小田急線の地下化を目前にした下北沢で、下北沢の駅前の歴史をテーマにしたストーリーを、下北沢演劇祭で上演するという話題性はあるものの、舞台はなんと2時間半におよぶ大作!
それを大半が役者経験の無い素人集団の旗揚げ公演でぶち上げるという恐れ知らずの暴挙であった。
もちろん演出もただ事ですむわけはない。
裏方であるのが常識とされている音響担当は、舞台脇にブースをしつらえ、クラブのDJのように出ずっぱりでいるのに加え、場面によってはそのまま舞台に上がって台本を持ちながら役者も兼任。
また役者がセリフを忘れると舞台袖の進行役がセリフを音読してサポートする場面まで、“演劇“として見せてしまう……。
これらのあまりにも大胆かつ斬新な方法論で展開された舞台は、多くの観客の感動を呼び、新たな入団希望者も名乗りを上げる一方で、既存の小劇場のお約束を大切にしている人の逆鱗に触れ、受け付けに「入場料返せ!」と怒りをぶちまける者さえいたという。
「無難にまとまるよりは大事故を起こしてやる!」といういわいの予告は、ウソではなかったのだ。
アレは事件だったのか、事故だったのか?
下北沢から小田急線の踏切が無くなる直前の3月18日。
下北沢lownにて多くの証人を迎え、以下のプログラムで「劇団ほぼ無職」旗揚げ公演「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」の“現場検証”を行います。
・湯の口ひとみ(カメラマン)制作による「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」メモリアル・スライド上映
・いわいゆうき(元代表、演出担当)が語る劇団ほぼ無職クロニクル
・公演を影でサポートしていただいたザ・スズナリの野田治彦氏といわいゆうきの対談
・劇団員によるエチュード 演出:いわいゆうき
・「バーレスQ〜シモキタ駅前伝説〜」のハイライト・シーン上映と各場面を演じた劇団員からのコメント
・若松朋茂(現代表、東方力丸役)による漫読、etc
入場無料、飲食代のみ!(カンパは大歓迎です)
本日3月18日、下北沢lownにて午後7時スタートです。
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