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2007年に結成した僕のバンドのファースト。こちらにて試聴できます。
♫今後のライヴ♫
★2016年10月20日(木)
新宿Live bar∞Strength
志田歩弾き語りソロ
C/W 星野裕矢、ウルル順、柴田健斗、Maasya、too,two


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2/17 THE FOOLS@高円寺JIROKICHI
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    金曜の夜、高円寺でという絶妙なセッティングで久々に見るTHE FOOLS。
    このライヴの後は伊藤耕の復帰まで潜行するとのことで貴重な機会だ。
    ステージはサポートの石井啓介(key)、高橋保行(tb)を加えた6人編成。
    福島誠二がセンターを務める形で、1曲目はファースト『WEED WAR』から「GIVE ME 'CHANCE'」。
    シンプルな言葉とシンプルな曲調なのに、得体の知れない深みを感じさせる彼らのマジックは健在だ。特に今日のアレンジは石井啓介のエレピが加わって深みに彩が加わり、僕はドアーズの「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」を連想した。彼は80年代末期から90年代初頭にかけてTHE FOOLSのステージで演奏していたこともある人物だ。
    「欲しいなら何度でもころがり続けろ」というフレーズに、つい不在中の伊藤耕を思い浮かべてしまう。
    とはいえ2曲目最新アルバムからの「ピンときたらGO!!」などゴージャスでリッチなサウンドは、これまでのTHE FOOLSになかった味わいで、3曲目の「REBEL MUSIC」にいたっては、ジャズ・ファンクの如し。
    サックスの若林零烏がリード・ヴォーカルを担当した「WASTIN' TIME」では、今度はオルガンの音色が……またまたドアーズを想起させる。
    ちなみに終演後、ピンと来たらGO!ということで、ずうずうしく初対面の石井啓介氏にお話をうかがったところ、彼にとってドアーズは伊藤耕、川田良との共通項だったとのことだった。
    もちろん福島誠二の力作「BABYLON BREAKER」も絶品だったが、ラストの「Come On Boogie」はいにしえのジャングル・ビート風のアレンジがなされていてビックリ!
    THE FOOLSの看板を守るだけではなく、しっかり斬新な境地をこれからも切り開いていこうという決意の現れと受け取った。

    たまたまヴェルヴェット・アンダーグラウンドのムックの仕事に取り組んでいることもあって、ふと気がついたのは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドからルー・リードが脱退した後、バンドの看板を背負ったのはベースのダグ・ユールだったこと。彼が当時味わった苦労は、THE FOOLSの看板を背負った福島誠二と共通するものがあるような気がする。改めてこの間の福島誠二の健闘を讃えると共に、伊藤耕復帰後のTHE FOOLSの活躍に期待したい。



    ステージの締めに「We are THE FOOLS!」と雄叫びをあげる福島誠二
    photo by 荻原和彦

    以下は僕のライヴ情報。
    昨年末に始動した新プロジェクト、31世紀ファクトリー。
    弾き語りとスポークンワードによるセッションで、僕のオリジナルを解体/再構築していきますので、こちらもよろしくお願いします。

    ・31世紀ファクトリー
    支配人:三輪一呂未 word
    工場長:志田歩 vo,ag

    2月25日(土)新宿SoulKitchen
    開場:19:00 開演:19:45 (31世紀ファクトリーは20:25から出演の予定)
    CHARGE:2000円(+2DRINK1000円)
    C/W 中川謙太郎、ライジングマツ、蓮沼ラビィ
















    posted by: 志田歩 | 伊藤耕 | 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    「中村 中 10thアニバーサリー・インタヴュー 〜歌でなければ伝えられないこと〜」公開開始!
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      中村 中の公式サイト内に10周年特設ページがオープン。
      そのコンテンツとして「中村 中 10thアニバーサリー・インタヴュー 〜歌でなければ伝えられないこと〜」が公開されました。
      タイトルから察していただけると思いますが、
      直球勝負! 魂のハードコア!!

      中村 中10周年のオフィシャル・インタヴュー記事なのに、主役の中村 中と僕の名前が同じ大きさで並んでいるのを見た時は驚愕しました。



      ボールドハートさま、ありがとうございます!!
      僕のキャリアの中でもとても重要な仕事になりました。
      ひとりでも多くの方にご覧いただくことを願っております。

      以下は昨年末に始動した新プロジェクト、31世紀ファクトリーのライヴ情報。
      弾き語りとスポークンワードによるセッションで、僕のオリジナルを解体/再構築していきますので、こちらもよろしくお願いします。

      ・31世紀ファクトリー
      支配人:三輪一呂未 word
      工場長:志田歩 vo,ag

      2月25日(土)新宿SoulKitchen
      開場:19:00 開演:19:45 (31世紀ファクトリーは20:25から出演の予定)
      CHARGE:2000円(+2DRINK1000円)
      C/W 中川謙太郎、ライジングマツ、蓮沼ラビィ





      posted by: 志田歩 | 中村 中 | 11:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      1月10日に
      0
        デヴィッド・ボウイの一周忌にあたる1月10日。
        正午から天王洲アイルで開催されている“DAVID BOWIE is”へ。



        命日ということもあってか平日の昼であるにもかかわらず凄い賑わい。
        場内にトイレがなく、トイレに行きたい人でも再入場不可というのは閉口したが、展示内容はさすがに充実しており、感慨に耽りながら約4時間ほど、ボウイの世界を満喫。

        そして下北沢に。
        「6F comp. & 5F RHAPSODY presents〜DAVID BOWIE 1st Memorial Night」のライヴ・トーク。
        今回このイヴェントに招かれるきっかけは、一年前に訃報を聞いた直後の夜に遡る。これも下北沢時代の貴重な体験となった。 この場ではイヴェントの一環としてfacepaintingがあったので、こんなことに……



        DJのumepon氏の質問に答える形で行ってきたばかりの“DAVID BOWIE is”の報告も含め、お話しさせていただいた。高校生の時に僕は、ボウイの音楽が、受け手にとって一対一で迫ってくるものとして感じ、音楽の聴き方が変わってしまうほどの衝撃を受けた。それを言語化しようと試みる機会になったように思う。

        イヴェント終了後は、comp.の主とこんなツーショット。期せずしてデヴィッド・ボウイとルー・リードが互いの胸元で並んでおります。



        スタッフの皆様、ご来場の皆様、ありがとうございました!

        なお、2/25の土曜日、新宿SoulKitchenにて、昨年末からスタートした新プロジェクト、31世紀ファクトリーのライヴを行います。詳細はまた改めて、ということでよろしくお願いします。




        posted by: 志田歩 | 原稿 | 04:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        ご報告:12月27日「Welcome to JUNK LAND 〜玉置浩二・安全地帯リスペクトLIVE」
        0
          JUNK*BANDの櫻井純気からお招きいただいた今回のイヴェント。
          松浦航大、僕、JUNK*BAND、星野裕矢という出演順の四組が、それぞれ安全地帯か玉置浩二のカヴァーを盛り込むという設定である。
          音響も照明も非常に充実した環境の中、僕はひとりだけでの弾き語りという贅沢なセッティングだ。


          photo byキリーロフ

          選曲はかなり悩んだが、「玉置浩二☆幸せになるために生まれてきたんだから」の読者の方が大勢いらっしゃる場に尽くすべく、語りも多めにして以下のような構成に。結果的に四組でカヴァー曲がかぶることはなく、それぞれの持ち味を味わっていただけたのではないでしょうか?


          photo byキリーロフ

          セットリスト(*カヴァー)
          1 きみは眠る*
          2 裸のワルツ
          3 グライダー*
          4 常夜灯*
          5 ハッピーエンドを蹴飛ばして
          6 メドレー:ぼくらは*〜BOYS ON THE EDGE〜ぼくらは(リプライズ)*〜光の中へ

          直前に様々なトラブルがあって、完全に寝不足状態だったので、実はサウンド・チェックの時はかなり緊張していたのだが、本番では音響の良さもあって、自分のペースで“やりたいように”やれた気がしている。
          この四組、今後もご縁がありそうな予感……。



          企画してお招きいただいた櫻井純気、会場のスタッフ、そして年末の貴重な時間を割いてご来場くださった皆さま、どうもありがとうございました!!
          なお、年を越してから1月10日、下北沢comp.にてデヴィッド・ボウイの一周忌のイヴェントにライヴ・トークで参加させていただくことになっておりますので、こちらもよろしくお願いします。

          では皆さま、良い年末を、そして良いお年をお迎え下さい!






          posted by: 志田歩 | 音楽活動 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          告知:12月27日「Welcome to JUNK LAND 〜玉置浩二・安全地帯リスペクトLIVE」
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            「Welcome to JUNK LAND 〜玉置浩二・安全地帯リスペクトLIVE」
            12月27日(火)渋谷Guilty
            OPEN:17:30 START:18:00
            出演:星野裕矢/志田歩/JUNK*BAND/松浦航大
            chickt:2600円

            玉置浩二、安全地帯のカヴァーをそれぞれ盛り込みつつ、四組が登場するイヴェントにお招きいただきました。
            星野裕矢とは、秋に続いてのジョイントとなります。
            僕の出番は18時55分からの予定。
            ご来場いただける方は、志田までご一報ください。
            では、皆様、素敵なクリスマスを!





            posted by: 志田歩 | - | 03:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            秘密基地完成!
            0
              約二ヶ月ぶりの更新となってしまいましたが、この間何をしていたかというと、引越しをしておりました。
              慣れている人もいるかも知れないが、僕の場合は12年ぶりの引越しで、28年住んだ下北沢を離れ、10代の頃に四人家族で住んでいたスペースに36年ぶりに戻って占有することに。
              床面積は圧倒的に増えるので、どうせなら自分の好きなようにしたいと思ったら、ものすごい時間を費やしてしまった。

              ・音源や映像のためのリビング


              ・原稿を書いたり楽器をいじるためのアトリエ



              この二つを分けて、音源や書籍を使い勝手よく配列するため、朝まで突貫作業の連チャン!!
              自分の描いたイメージに合わせて空間を構成していくのは、かなり遠大な道のりだったが、MUSIC MAGAZINEは年代順に、CDの分類も自分が探す時にわかりやすいようにアルファベット、五十音、ジャンルなどで振り分けていった。
              もう少し手を加えたい部分も残っているが、友人の多大な尽力を得たおかげで、なんとか年内に一段落つけそう。

              本当に助かりました〜!

              秘密基地完成ともいうべき達成感を味わっております。
              今後はここから色々と発信していきますので、よろしくお願いします。





              posted by: 志田歩 | 雑記 | 02:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              ご報告:10月20日 新宿Live bar∞Strength premium live#113
              0
                店主のセレクトにより、柴田健斗、Maasya、ウルル順、too,two,、星野裕矢、志田歩の六組の顔合わせ。
                男女デュオのtoo,two,以外は全て弾き語りソロ。星野裕矢の他、ウルル順はソウルキッチンでジョイントしたことがあったが、他三組は初対面。
                とはいえ、僕にとっては星野裕矢とのジョイントという意味合いは大きく、サウンドチェック後にひさびさに近況を報告しあってから本番を迎えることができたのも嬉しかった。
                彼はステージで僕のことを「最大の理解者であり敵であり盟友でもある」と紹介してくれたが、僕はなぜ星野裕矢の音楽に惹かれるのか?
                それまで漠然と“生命系”という言葉で、彼ならではの作風について触れてきたが、自分自身がいったいどういうポイントでそこと共振しているのかを再発見しながら、僕の弾き語りとしては異例に仕込みの多いステージに臨んだ。
                あくまでも後付けだが、僕の視点でこの日の体験を一言で括るなら“生命系の夜”に尽きる。

                セットリスト
                転換時SE 「わが解体」 文学バンド
                1 不屈の民〜裸のワルツ
                2 最後のライオン
                3 Home Sweet Home
                4 手頃な免罪符
                5 陽気なプリズナー
                6 光の中へ
                7 ハッピーエンドを蹴飛ばして

                場内には新宿Live bar∞Strengthとの接点を作ってくれた渡邉氏も姿を見せてくれ、人と人の繋がりの中で歌と言葉を紡いでいくことの喜びを噛みしめながら歌った。
                ご来場の皆様、共演の皆様、そして今回の顔合わせを采配し、いろいろな注文に快く対応してくれた店主のたけさん、どうもありがとうございました!!







                posted by: 志田歩 | 音楽活動 | 15:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                10月16日 ラウンドテーブルへの画期的な前進〜北沢PR戦略会議(仮)
                0


                  先月の“SHIMOKITA VOICE”にて保坂区長により「下北沢のまちづくり全体を話し合う場」とアナウンスされていた“北沢PR戦略会議”が開催された。
                  会場は満員の大盛況!
                  しかもこの会議、これまでの経緯から見ると画期的なものとなった。
                  本当に立場や利害が異なる人々が、互いを排除することなく各々の選んだテーマで熱心に情報交換、意見交換をして、有効なまちづくりのためのアイデアを寄せあおうとしている。 しかも以前は腫れ物扱いだった裁判関係の話題もタブーにされず、その和解の成果も情報として共有し、今後のまちづくりに反映させていこうという内容だったのだ。
                  今回はその第一歩が始まったに過ぎないが、以前だったら目をあわして会話することすら困難だった顔ぶれが、同じテーブルで話し合う光景は、これこそラウンドテーブルの幕開けというにふさわしく、実に感慨深いものがあった。

                  思い返してみれば、2006年の10月18日は、当時既に差し止め訴訟が始まっていた補助54号線を東京都が事業認可し、都市計画審議会では地区計画が強行採決された忌まわしい日であったが、それから10年の歳月を経て、こうした会議が行政の働きかけにより実現する時が来るとは!

                  僕よりもこの街の課題に長く取り組んできた方々の胸中には、さらにこみ上げるものがあったに違いない。

                  ちなみに今回の参加者からは「まちづくり全般を話し合うのであれば“北沢PR戦略会議”という名称は相応しくない“北沢戦略会議”で良いではないか?」という意見もでた。それに対して仕切る側の応答は「それでは当面の仮称ということに」という柔軟なもので、こうしたやりとりがなされることも感動的であった。

                  立場が異なる者同士が合意形成していくのだから、今後も様々な局面があるだろうとは思う。
                  だがこの日の熱気が、まちづくりの実践に活かされるのであれば、今後の下北沢が世界中から人気を集める街となり、他の地域に良い影響を伝えていくことも夢ではないだろう。

                  この会議の実現のために奔走された方、参加された全ての方の努力に敬意を払うと共に、喜びを分かちあいたいと思います!!!





                  posted by: 志田歩 | Save the 下北沢 | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  10月14日 101回目の「TOMOの音楽夜会」
                  0
                    アコースティック・アートのオープンマイク「TOMOの音楽夜会」は、今月で101回目。いまでこそオープンマイクというスタイルも定着してきたが、そうした中でもここはその草分けといってもいいだろう。
                    僕も2010年から参加と、けっこう長いお付き合いをさせていただいている。
                    今回は渡邉康利、縄文ディラン、スーパーやっさん、指田真理子、勝水楓子など、お馴染みの顔ぶれに交じって、名古屋から初参加の方も。特にこの日は縄文ディラン・バンドのギタリスト、吉田峻也が、縄文ディランのバックアップの他、弾き語り、さらに渡邉康利とのセッションと、3ステージで大活躍で楽しませてくれた。
                    僕にとっては舞台に立つ者同士としての交流が自然にできる貴重な場であり、普段のライヴではできないような極端な実験の場としても使わせてもらってきた。
                    ということで、僕は10月20日のライヴのための試行錯誤を思いっ切りかまさせてもらいました。
                    ネタバレになるのでこの日の曲目などは書きませんが、これを糧として10月20日は今まで皆様にお見せすることがなかったような自分を提示します。

                    新宿Live bar∞Strength premium live#113
                    10月20日(木)open/17:30 start/18:00
                    charge/¥1000+order(フード持ち込み自由)

                    出演
                    柴田健斗 18:00〜
                    Maasya  18:50〜
                    ウルル順 19:40〜
                    too,two, 20:30〜
                    星野裕矢 21:20〜
                    志田 歩 22:10〜

                    Live bar∞Strength
                    新宿区歌舞伎町2-45-4与三郎ビル新館B1F





                    posted by: 志田歩 | 音楽活動 | 04:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    下北沢から観測した築地市場移転問題
                    0
                       ご存知の方も多いと思いますが、築地市場の移転問題に関する報道が大きな注目を集めています。この決定が都議会でなされたのは、東日本大震災が起きた2011年3月11日の午前のことでした。それまでは賛成と反対が拮抗していましたが、移転に反対する立場だった民主党の花輪ともふみ議員(当時)が賛成に回ったため、わずか一票差で移転が決定したといういきさつがあります。
                       花輪氏は世田谷区代沢、つまり下北沢の出身で、世田谷区議会議員となった後、東京都議会議員となり、築地に関する特別委員会の委員長を務めていた人物。当然のごとく民主党からは「裏切者」と呼ばれることとなりました。
                       さらにその直後の4月、花輪氏は自民党都連(自由民主党東京都支部連合会)の推薦を受けて世田谷区長選挙に立候補します。これに対しては民主党だけでなく、世田谷区の自民党員も反発しました。「なんで自民党都連は、世田谷区の自民党を差し置いて、ついこの前まで民主党だった人物を世田谷区長候補に推すんだ?」といったところでしょう。そのため世田谷区議会で議長を務めていた川上和彦氏も、自民党世田谷総支部の支援を受けて世田谷区長選挙に立候補。かくして2011年の世田谷区長選における自民党は、分裂状態になったわけです。
                       こうした中でシモキタ問題の関係者をはじめとする世田谷区の市民運動団体は保坂展人氏を区長候補に擁立。その結果、保坂氏が当選して保坂区政のスタートとなり、現在にいたっているわけですが、その選挙戦の最中に、象徴的なできごとがありました。花輪候補が危ういのでは?という気配が見え始めたタイミングで、当時の都知事である石原慎太郎氏と花輪氏が握手している写真をメインにあしらえた自民党のチラシが、区内で大々的に配布されたのです。



                       都知事時代の石原氏は築地市場の移転を強力に進めていただけに、このチラシは築地市場の移転問題と世田谷区長選が駆け引きの材料に使われているという印象を強めるものでした。シモキタ問題と築地市場移転反対の運動関係者間では交流が盛んだった時期もあります。シモキタ問題の関わりからは、異なるエリアの問題であっても、リンクする部分が少なくないと感じていましたが、改めてそれが可視化されたわけです。
                       それから5年を経て、新たに就任した小池百合子都知事の采配により、移転の責任の追求は石原氏にもおよぼうとしています。世田谷区長就任後の保坂氏は、これまで区政の運営に関して東京都からのプレッシャーや自民・公明が多数を占める区議会への対応で苦慮することが少なくありませんでした。今回の築地市場移転問題の動向は、マスメディアからは表立って報道されにくい領域に潜みつつ、都政や区政に大きな影響を与えてきた巨大なパワー・バランスに変化が生じたことを示唆しています。5年前の区長選と今年の都知事選が、両方とも分裂選挙で自民党公認候補が敗北したというのは、単なる偶然ではないでしょう。
                       築地市場移転問題に関しては、会議録の改ざんも話題にのぼっていますが、重要なことを決める際には、議事録をきちんと作って公開することを前提としていくというのは、民主主義の基本です。「いまさら何をそんな当たり前のことを」と思う方もいらっしゃるかも知れません。しかしそんな当たり前のことが、世田谷区のまちづくりにおいてさえ、例えば「北沢デザイン会議」の議事録を作成しないといった具合に、ないがしろにされているのが実態です。
                       資本主義の行き詰まりと連動して、最近の世相は民主主義が劣化していく危険に瀕しているように感じられてなりません。そうした民主主義の劣化を食い止めるためには、当たり前のことが当たり前になされるように、各々の現場から働きかけていくことが大事だと思います。







                      posted by: 志田歩 | Save the 下北沢 | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |